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頭のゆがみの基本

赤ちゃんの頭のゆがみとは?
治療が必要な頭のゆがみと様子を見ていてよい頭のゆがみ

2020年2月5日

額が出っ張っていたり、後頭部がいわゆる「絶壁」だったりと何かと気になる赤ちゃんの頭のゆがみ。赤ちゃんの頭のゆがみには大きく2つの種類があり、早期の治療が必要なものもあります。治療が必要な赤ちゃんの頭のゆがみと、そうでない赤ちゃんの頭のゆがみの違いはなんでしょうか。この記事では赤ちゃんの頭のゆがみの2つのタイプについて解説します。

赤ちゃんの頭のゆがみとは?

赤ちゃんの頭のゆがみは、ゆがみの種類や程度によって様子を見ていてよいものと、治療が必要なものがあります。赤ちゃんの成長にしたがって頭のゆがみが気にならなくなる場合もありますが、治療が必要な頭のゆがみかどうか判断するには医師による検査・診断が必要です。そのため、赤ちゃんの頭のゆがみが気になる場合は、早めに一度かかりつけの小児科の医師に相談してください。

赤ちゃんの頭のゆがみの種類は大きく「頭蓋骨縫合早期癒合症(ずがいこつほうごうそうきゆごうしょう)」と「位置的頭蓋変形症(いちてきずがいへんけいしょう)」の2つに分かれます。

頭が大きく後ろへ伸びてしまう、
頭蓋骨縫合早期癒合症

生まれたばかりの赤ちゃんの頭蓋骨はくっついておらず、7つに分かれています。赤ちゃんの頭の成長に合わせるためです。通常は分かれた頭蓋骨が赤ちゃんの頭の成長にしたがって大きくなり、分かれた骨のピースがくっつくことで1つの頭蓋骨となります。

頭蓋骨縫合早期癒合症は、骨のピースが本来の頭の成長よりも早くくっついてしまう病気です。狭頭症(きょうとうしょう)と呼ばれることもあります。

早くにくっついてしまった骨の部分はそれ以上成長しないため、頭が大きく後ろへ伸びてしまったりクローバー型なってしまったりと極端にいびつな形になる点が特徴です。

頭蓋骨縫合早期癒合症は手術が必要

頭蓋骨縫合早期癒合症は、手術が必要な病気です。手術をせずにいると頭がゆがむだけでなく、脳が圧迫されて脳の発達にも影響を及ぼす可能性があるからです。

頭蓋骨縫合早期癒合症の種類や年齢によってどの手術法になるかは変わります。あとで詳しく述べる位置的頭蓋変形症のように手術が必要のない赤ちゃんの頭のゆがみもあるので、まずは赤ちゃんの頭のゆがみの原因が何なのか調べる必要があります。

別の病気の症状として頭蓋骨縫合早期癒合症が現れることも

頭蓋骨縫合早期癒合症と同時に顔面や手足にも異常が見られることがあります。アペール症候群と呼ばれる先天性の病気は、症状として頭蓋骨縫合早期癒合症のほか眼球やかみ合わせの異常、手足の指の形の異常、心疾患などが見られます。

顔面の骨が変形することで水頭症(すいとうしょう)を合併することもあります。水頭症とは、脳の脳室と呼ばれる部分がに脳脊髄液が貯まって大きくなる病気です。水頭症が起こると、頭が大きくなり頭痛、嘔吐、意識障害などの症状が現れます。

寝ぐせが原因による、位置的頭蓋変形症

赤ちゃんの頭はとても柔らかいためちょっとした外部の刺激で変形しやすくなっています。位置的頭蓋変形症は吸引分娩などの分娩時の影響や生後、眠るときの頭の向き(いつも仰向けばかりで寝ているなど)によって起こる赤ちゃんの頭のゆがみです。いわゆる「寝ぐせ」による頭の変形です。

位置的頭蓋変形症の場合は普段の生活を工夫することによって、治療をしなくても気にならないレベルにまで頭のゆがみが改善することがあります。

位置的頭蓋変形症の場合手術は必要ない

位置的頭蓋変形症は、頭蓋骨縫合早期癒合症のように手術は必要ありません。軽度のゆがみの場合は普段の寝かせ方を工夫することで、ある程度の改善が可能なこともあります。そのほかに、専用のヘルメットをかぶせて頭の形を矯正する「ヘルメット矯正」と呼ばれる治療もあります。

ヘルメット矯正などの治療を行うかどうかは、医師が赤ちゃんの頭のゆがみの状態などを見て判断します。

放っておくと見た目や生活に影響が出ることも

位置的頭蓋変形症は頭蓋骨縫合早期癒合症と比べて緊急度の低い病気ですが、成長にしたがって私生活に影響が出ることがあります。帽子やめがねが合わせづらい、劣等感の原因になる、重度の場合はかみ合わせが悪くなるなどです。

まとめ

赤ちゃんの頭のゆがみには、すぐに治療が必要なものとそうでないものがあります。赤ちゃんの頭のゆがみが気になる場合は、たとえすぐに治療が必要のないものでも小児科の医師に相談し、そこから必要に応じて脳神経外科や形成外科などを紹介してもらいましょう。

監修者 橋都 浩平(はしづめこうへい) 先生

監修者橋都 浩平 先生

日本赤十字社医療センター小児外科部長、東京大学小児外科教授を歴任後、東京西徳洲会病院で総長を務める。同院を退任後、現在はメディカルノート社外取締役及びジャパン・メディカル・カンパニー社外取締役。これからの医療には産業界との連携が欠かせないという考えのもと、医療人として・企業人として、双方の視点から医療の進歩に貢献している。

日本赤十字社医療センター小児外科部長、東京大学小児外科教授を歴任後、東京西徳洲会病院で総長を務める。同院を退任後、現在はメディカルノート社外取締役及びジャパン・メディカル・カンパニー社外取締役。これからの医療には産業界との連携が欠かせないという考えのもと、医療人として・企業人として、双方の視点から医療の進歩に貢献している。

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