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頭のゆがみの基本

赤ちゃんの頭の歪みの種類にはどのようなものがある?頭の歪みの種類と治療法

2020年2月5日

赤ちゃんの頭はとても柔らかく、外部から圧力で変形しやすい点が特徴です。外部からの圧力による赤ちゃんの頭の歪みには形状別に3つの種類があります。赤ちゃんの頭の歪みの種類によって、原因や治療法は変わるのでしょうか。この記事では、赤ちゃんの頭の歪みの種類について解説します。

赤ちゃんの歪みの種類

赤ちゃんの頭の歪みはその形によって3つに分類されています。

さまざまな原因で引き起こる斜頭症

上から見た場合、赤ちゃんの後頭部が左右対称ではなく斜めに歪んだ状態です。頭の歪みが進むと、耳の位置や顔面の左右非対称が現れます。この場合は治療が必要なこともあります。

就寝時に左右のどちらか一方にばかり向いている、授乳時にいつも同じ向きで抱っこしていることなどが、斜頭症が起こる主な原因とされています。また、産まれる前の子宮内の環境(子宮内が狭いなど)によって斜頭症が生じる場合もあります。

いわゆる「絶壁」の短頭症

上から見た場合、赤ちゃんの後頭部が丸みを帯びず平坦になっている状態です。いわゆる「絶壁」と呼ばれるものです。

頭の横幅が異常に広い、横から見たときに頭頂部が突出しており額側に向かっての傾斜が急である、といった場合には治療が必要なことがあります。

主に仰向けで寝かせていることで短頭症となります。特に、月齢が低いと赤ちゃんは自分で寝返りを打つことができないため短頭症が進行しやすいです。日本では仰向けで寝かせることが昔から一般的だったことから、短頭症の赤ちゃんはよく見られていたと考えられています。ただし短頭症の予防のために、うつぶせ寝にすることは、乳幼児突然死症候群の発生率を高めるため、推奨されていません。

横向き寝による長頭症

上から見た場合、頭部が通常よりも縦に長く、後頭部が大きく突き出した状態です。横に向く姿勢で寝かせられている赤ちゃんに多く見られます。NICU(新生児集中治療室)に長い間入院している赤ちゃんは、処置の関係上、横向きに寝かせられていることが多いため長頭症が起きやすくなります。

頭が異常に細長い、額や後頭部に突出がある場合は治療が必要となるケースもあります。

長頭症の頭の形は頭蓋骨縫合早期癒合症の一つである矢状縫合早期癒合で現れる頭の特徴とも似ているため、医師による早めの診断が必要です。

赤ちゃんの頭の歪みは自然に治る?

赤ちゃんの頭の歪みは、生後3カ月未満の場合や程度が軽い場合には、成長にしたがって気にならなくなることがあります。だいたい、1歳頃には目立たなくなると言われます。

しかし、成長に伴い頭の歪みが強くなってくる場合や、一目で分かるほど頭の歪みが強い場合には、一度小児科の医師の診察を受けてください。

頭の歪みの程度が強いにもかかわらず放置しておくと、見た目の問題だけでなくメガネや帽子などといった頭に着用するものが合わせづらい、顎の噛み合わせが悪くなるなどの影響が出ることがあります。

赤ちゃんの頭の歪みの種類によって治療は変わる?

赤ちゃんの頭の歪みには、前述の通り、形状ごとに斜頭症・短頭症・長頭症に分けられます。頭の歪みの治療が必要かどうかは、形状ごとではなく、歪みの強さや歪みの原因によって決まります。

歪みの原因が病気ではなく、歪みの程度が軽い場合は治療を行わずに様子を見ることも少なくありません。就寝時の頭の向きを変える、抱っこの際に頭の向きを変える、保護者の目の届くところで短時間でも腹ばいにさせるなど、日常生活に注意するなどできることはあります。また、生後3カ月未満の赤ちゃんも頭の歪みが成長にしたがい自然に軽快する場合があることから、積極的な治療を行わないこともあります。

一方で、外から見て明らかに歪みが分かる、耳や目の位置に左右差がある、頭の歪みの背景に病気がある場合には病院での治療が必要となるケースもあります。

頭の歪みの治療では、主に「ヘルメット療法」と呼ばれる治療が行われます。治療を受ける赤ちゃんに合わせて専用のヘルメットを作成し、できるだけ長時間かぶることで頭の歪みを矯正する治療法です。ヘルメット療法は医師の指導の下での適切な処置が必要なため、ヘルメット療法について気になる場合は小児科で一度相談してください。

病気が原因ではない頭の歪みの場合、ヘルメット療法は必須の治療ではなく自由診療になります。

※ヘルメット療法は2020年1月現在、保険適用外の治療です。

まとめ

病気ではない、外部要因による赤ちゃんの頭の歪みは、60~300人に1人の頻度と言われています。外部からの圧力による赤ちゃんの頭の歪みは、治療をせずに経過観察をすることもありますが、頭の歪みが大きい場合は治療も考えられます。治療をする理由として、見た目の問題だけでなく赤ちゃんの成長に影響を及ぼす可能性が指摘されているためです。

赤ちゃんの頭の歪みが気になったら、治療が必要な頭の歪みかどうか、まずは小児科に相談しましょう。症状や治療の必要に応じて、脳神経外科や形成外科などを紹介してもらうことができます。

監修者 橋都 浩平(はしづめこうへい) 先生

監修者橋都 浩平 先生

日本赤十字社医療センター小児外科部長、東京大学小児外科教授を歴任後、東京西徳洲会病院で総長を務める。同院を退任後、現在はメディカルノート社外取締役及びジャパン・メディカル・カンパニー社外取締役。これからの医療には産業界との連携が欠かせないという考えのもと、医療人として・企業人として、双方の視点から医療の進歩に貢献している。

日本赤十字社医療センター小児外科部長、東京大学小児外科教授を歴任後、東京西徳洲会病院で総長を務める。同院を退任後、現在はメディカルノート社外取締役及びジャパン・メディカル・カンパニー社外取締役。これからの医療には産業界との連携が欠かせないという考えのもと、医療人として・企業人として、双方の視点から医療の進歩に貢献している。

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