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頭のゆがみと発育

赤ちゃんの頭の歪み(斜頭症)は見た目だけでなく健康にも影響がある!
健康面への影響と対処法

2020年2月7日

赤ちゃんの頭の歪み(斜頭症)は、病気が原因でないものに対しては健康面で影響がないと言われていました。しかし近年では研究が進み、赤ちゃんの成長に影響を及ぼすことがあると指摘されています。
赤ちゃんの頭の歪みをそのままにしておくと、どのように健康に影響を及ぼすのでしょうか。この記事では、赤ちゃんの頭の歪みと健康への影響について解説します。

赤ちゃんの頭の歪みは健康に影響が出ることがある

赤ちゃんの頭の歪みは、以前は頭蓋骨縫合早期癒合症などの病的なものを除けば健康上の問題はないと考えられていました。頭の歪み自体も、首がすわる生後6カ月頃から自然に改善されるとの見方が強く、頭の歪みに対する積極的な治療は行われてきませんでした。

しかし、近年は赤ちゃんの頭の歪みとその後の神経発達、運動発達の遅れとの関連が指摘されています。そうした流れから、たとえ病的な頭の歪みではなくても、赤ちゃんの頭の歪みを気にして治療を検討する保護者が増えてきています。

赤ちゃんの頭の歪みの神経発達、運動発達への影響

先にも述べたように、赤ちゃんの頭の歪みは赤ちゃんの神経発達、運動発達に影響が見られることがあると現在は考えられています。

運動発達の遅れ

おすわりや歩行などの運動発達に通常よりも遅れが見られることがあります。一般的には首がすわるのが生後3〜4カ月、おすわりが7〜8カ月、歩行は1歳過ぎですが、これはあくまで目安で,こうした運動発達が遅れる場合があります。

精神発達の遅れ

言葉を話さない、視線が合わないなどの精神発達の遅れが気になることがあります。2歳頃になっても意味のある言葉を話さない、あやしてもあまり反応しないなどという場合は、精神発達の遅れの可能性も考えなければなりません。

もちろん、発達には個人差があり頭の歪みがあるからと言って,それが発達の遅れの原因だとは言えません。しかし頭の歪みに合わせて発達の遅れも気になる場合は、早めに医師に相談してください。

赤ちゃんの頭の歪みの見た目への影響

赤ちゃんの発達への影響が見られなくても、頭の歪みそのものが気になることもあります。赤ちゃんの頭の歪みは、軽度の場合は成長にしたがって自分で寝返りが打てるようになることなどにより、頭の歪みが気にならなくなることもあります。一方で、中等度以上の場合は寝ているときの頭の向き(向き癖)が固定されてしまって、ますます頭の歪みが大きくなることもあります。

赤ちゃんの頭の歪みが進むと、目の位置や耳の位置の左右非対称、耳の変形、顔面の変形、歯並びの悪さといった見た目への影響が現れます。

こうした見た目の影響は、程度によっては健康にもかかわってきます。目の位置の非対称による斜視や視覚障害のリスク、歯並びの悪さによって十分な歯磨きを行えないことによる虫歯や歯周病のリスクなどです。

成長するにしたがって、子ども自身が見た目を気にするようになってしまい、満足いく生活が送れなくなることも考えられます。

赤ちゃんの頭の歪みが気になる場合は?

赤ちゃんの頭の歪みが気になる場合は、一度小児科の医師に相談してください。頻度は少ないものの、頭の歪みの中には早急に治療が必要な病気が隠れていることもあるためです。もし、病気が原因でなく緊急性の低い頭の歪みであっても、頭の歪みの程度が強い場合には治療を受けたほうがよいこともあります。

病気が原因となっていないか、病気が原因でなくても治療を受けたほうがよい頭の歪みなのかを判断するために、頭の歪みが気になったらなるべく早く医師に相談しましょう。まだ頭の骨がやわらかい、生後6カ月までであれば,治療がしやすいので,それまでの受診が望ましいです。

赤ちゃんの頭の歪みを治すには、ヘルメット療法と呼ばれる専用のヘルメットをかぶって頭の形を矯正する治療が行われます。この治療は生後4カ月〜6カ月の間に始めるのが最適といわれています。

ヘルメット療法のほかにも、頭の歪みが軽度であれば赤ちゃんが同じ姿勢を取り続けないよう生活に気をつけることで改善するケースもあります。おもちゃを使ってあやす事で頭の向きを変えさせる、抱っこの向きを変える、起きているときは保護者が見ているところで腹ばいにさせるなどです。

赤ちゃんの頭の歪みには治療が必要な場合も。健康への影響が出る前に病院へ

赤ちゃんの頭の歪みは、程度が強い場合には自然に治ることはなく、むしろ頭の歪みが進行して健康面や見た目に影響が出る可能性があります。最近ではヘルメット療法などの頭の歪みを改善する治療法も登場し、治療を受ける赤ちゃんも増えています。

ヘルメット療法は医師のもとで適切に受けることが大切です。治療を検討する際は、まずは小児科の医師に相談してヘルメット療法を行っている病院を紹介してもらいましょう。中には、赤ちゃんの頭の形に関する専門外来を設けている病院もあります。専門外来で一度相談してみることも、ひとつの方法です。

監修者 橋都 浩平(はしづめこうへい) 先生

監修者橋都 浩平 先生

日本赤十字社医療センター小児外科部長、東京大学小児外科教授を歴任後、東京西徳洲会病院で総長を務める。同院を退任後、現在はメディカルノート社外取締役及びジャパン・メディカル・カンパニー社外取締役。これからの医療には産業界との連携が欠かせないという考えのもと、医療人として・企業人として、双方の視点から医療の進歩に貢献している。

日本赤十字社医療センター小児外科部長、東京大学小児外科教授を歴任後、東京西徳洲会病院で総長を務める。同院を退任後、現在はメディカルノート社外取締役及びジャパン・メディカル・カンパニー社外取締役。これからの医療には産業界との連携が欠かせないという考えのもと、医療人として・企業人として、双方の視点から医療の進歩に貢献している。

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