• Facebook
  • Twitter
  • メール
頭の形について相談する
03-6555-4030

お問い合わせ03-6555-4030

頭のゆがみの治療法

赤ちゃんの頭のへこみへの対処法

2020年6月2日

赤ちゃんの頭を触ってみるとやわらかく、へこんでしまうことに驚く保護者の方もいらっしゃるかもしれません。また、触らなくても外からみて頭がへこんでいるように見えることもあります。お子さんの頭がへこんでいると心配になりますね。なぜ赤ちゃんの頭はへこんでしまうのでしょうか。また、赤ちゃんの頭のへこみを見つけたら様子を見ていてもよいのでしょうか。今回は赤ちゃんのへこみを見つけたときの対処法についてお伝えします。

赤ちゃんの頭がへこんでいるのはなぜ?

赤ちゃんの頭がへこんでいる理由はいったい何なのでしょうか。実は、赤ちゃんの頭のへこみには、赤ちゃんの成長のためにもともとあるものと、赤ちゃんの日々の生活環境などで生じるものがあります。

頭のてっぺんから少し額寄りのへこみは「大泉門」という、もともとあるへこみ

赤ちゃんの頭の骨は、大人の骨とちがっていくつかのピースにわかれ、骨と骨のあいだにすき間があいています。そのため、そのすき間に触れるとへこんでいることがあり、それを見て「子どもの頭がへこんでしまった」と心配する保護者の方もいるようです。しかし、頭のてっぺんから少し額寄りを上から見た中心に小さな菱形のへこみがある場合には、それほど心配はいらないでしょう。このへこみは骨と骨のあいだのすき間によるもので、時間の経過とともに自然に閉じてへこみもなくなるからです。

頭のてっぺんから少し額寄りのへこみは「大泉門」と呼ばれ、赤ちゃんの頭の骨のすき間の中で一番大きなものです。赤ちゃんの顔を見たときにへこみが目立つ事があり気になるかもしれません。こうしたへこみは病気でなく、赤ちゃんの成長のために自然に備わっているものなので心配は要りません。

産前・産後の環境や病気が原因で頭のへこみが起きることも

赤ちゃんの頭がへこんでいるように見えるのは、頭のゆがみによる場合もあります。赤ちゃんの頭は、先ほども説明したようにすべての骨が完全にくっついておらず、また骨そのものもやわらかいために外部からの圧力によってゆがみが起きやすい状態です。

そのため、子宮が狭い、出産時に産道に長く頭を挟まれた、吸引分娩を行った、いつも同じ方向を向いて寝ているなど、外部からの圧力が長くかかる状態だと頭がゆがんでしまい、へこみが生じることがあります。

赤ちゃんの側頭部や後頭部にへこみが見られる場合、もともとあるものではなく頭のゆがみが原因となっている可能性があります。

また、まれではあるものの中には病気によって頭のへこみが起きていることがあります。頭のへこみが症状として現れる病気として代表的なものが「頭蓋縫合早期癒合症(ずがいほうごうそうきゆごうしょう)」です。これは成長にしたがって少しずつ閉じていく赤ちゃんの頭の骨のすき間が通常よりも早く閉じてしまう病気で、それにより頭に変形が生じ、頭のへこみのように見えることがあります。

このように、頭のへこみには自然なものから外部要因によるもの、病気によるものまでさまざまな原因があります。

赤ちゃんの頭のへこみは放っておいてもよい?

赤ちゃんの頭のへこみは自然なものもあれば、病気による可能性もあるとなると、どのタイミングで病院を受診すべきか、それともそのまま放っておいてもよいのか迷うもの。赤ちゃんの頭のへこみについて、保護者の方だけで病気かどうか判断することは非常に難しいです。赤ちゃんの頭のへこみの原因を正確に突き止めて対処するには、医師の診察を受けるのが望ましいです。

そのため、赤ちゃんの頭のへこみに気づいた段階でできるだけ早めにかかりつけの小児科の医師に相談することをおすすめします。頭のへこみがあるだけで赤ちゃんが元気であれば今すぐに受診が必要というわけではありませんが、早めに頭のへこみの原因を見つけられたほうが適切な対処がしやすいです。

赤ちゃんは脱水を起こすと、大泉門のへこみが目立つようになります.頭のへこみの他にぐったりしているなどの症状があったら、急いで病院を受診する必要があります。場合によっては救急車の利用や救急外来の受診も検討してください。市区町村などでは医師や看護師などによる救急相談ダイヤルを設けているため、ダイヤルを利用して救急受診すべきか相談するのも一つの方法です。

赤ちゃんの頭のへこみが気になったときの受診先は?

赤ちゃんの頭のへこみが気になる場合は、まずはかかりつけの小児科の医師に相談するとよいでしょう。健診などで普段からお子さんの様子を見ているため変化にも気づきやすく、親身に相談に乗ってくれるでしょう。かかりつけの医師の診断のもと、詳しい検査や専門的な治療が必要と判断されれば、大きな病院へ紹介してもらえるケースもあります。

また、最近では大病院を中心に赤ちゃんの頭の形について専門的な診療を行う「赤ちゃんの頭の形外来」を設けている病院も増えてきています。赤ちゃんの頭の形外来では、小児科医だけでなく脳神経外科医、形成外科医などの赤ちゃんの頭の形に特化した専門性を持つ医師が在籍しており、赤ちゃんの頭のへこみ・ゆがみについての専門的な治療を受けることが可能です。

赤ちゃんの頭のへこみは治せることもありますから、まずはできるだけ早く医師に相談することをおすすめします。

監修者 橋都 浩平(はしづめこうへい) 先生

監修者橋都 浩平 先生

日本赤十字社医療センター小児外科部長、東京大学小児外科教授を歴任後、東京西徳洲会病院で総長を務める。同院を退任後、現在はメディカルノート社外取締役及びジャパン・メディカル・カンパニー社外取締役。これからの医療には産業界との連携が欠かせないという考えのもと、医療人として・企業人として、双方の視点から医療の進歩に貢献している。

日本赤十字社医療センター小児外科部長、東京大学小児外科教授を歴任後、東京西徳洲会病院で総長を務める。同院を退任後、現在はメディカルノート社外取締役及びジャパン・メディカル・カンパニー社外取締役。これからの医療には産業界との連携が欠かせないという考えのもと、医療人として・企業人として、双方の視点から医療の進歩に貢献している。

お子さまの頭の形でお悩みのご家族の方へ

この相談室は、医療機器メーカである株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーが運営。赤ちゃんの頭の形に関する疑問・質問を受けつけています。
向き癖やヘルメット治療について。お悩みになっていること、もっと知りたいことなど、ぜひお気軽にご相談ください。
相談室スタッフが、専門医院のご紹介等、最適な解決策をお答えします。

アプリで頭の形を測定してみよう!

赤ちゃんの頭の歪みを測定するため、専門医の全面監修を受けて開発されたアプリです。撮影画像をもとに頭のゆがみ度をグラフにし、見える化。頭のゆがみ度をチェックできるとともに、医師への相談時にも役立てることができます。

app-mockup App Storeからダウンロード
app-mockup

PAGE TOP