• Facebook
  • Twitter
  • メール
頭の形について相談する
03-6555-4030

お問い合わせ03-6555-4030

頭のゆがみの治療法

赤ちゃんの頭のゆがみが気になったときの病院の選び方

2020年6月5日

わが子と接しているとだんだんと気になってくる頭のゆがみ。「赤ちゃんの頭のゆがみは自然に治るから放っておいてもよい」と言われる場合もありますが、頭のゆがみの中には病気によるものや赤ちゃんの発育に影響を及ぼすものもあり、放置しておくことはおすすめできません。お子さんの頭のゆがみが気になったら、まずは病院を受診することが大切です。今回は、赤ちゃんの頭のゆがみが気になった際に役立つ、受診先の病院の選び方についてお伝えします。

気をつけるべき赤ちゃんの頭のゆがみ

赤ちゃんの頭のゆがみには、大きく分けて病気が原因であるものと、病気由来ではない、外部からの圧力によるものの2種類があります。どちらの場合も注意してみておきたい頭のゆがみですが、特に気をつけたいのは病気が原因の頭のゆがみです。

頭のゆがみが現れる「頭蓋縫合早期癒合症」

頭のゆがみが症状として現れる病気として「頭蓋縫合早期癒合症(ずがいほうごうそうきゆごうしょう)」があります。この病気は通常、バラバラのピースになっていて、成長にしたがいお互いにくっついて一体となってゆくはずの赤ちゃんの頭の骨が何らかの原因によって早く閉じてしまう病気です。実際の脳の成長よりも早く頭の骨がくっついてしまうことで頭がゆがんでしまうだけでなく、閉じてしまった骨が脳を圧迫してしまい赤ちゃんの発達に影響を及ぼすこともあります。

頭蓋縫合早期癒合症が起こる確率はまれですが、頭蓋縫合早期癒合症かどうかを保護者の方が早期に判断することは非常に難しく、赤ちゃんの頭のゆがみがこの病気かどうか見極めるには医師による検査・診断が不可欠です。病気の早期発見・治療のためにも赤ちゃんの頭のゆがみが気になった段階で早めに受診することをおすすめします。

寝ぐせや向きぐせで起こる「位置的頭蓋変形症」

頭のゆがみには、頭蓋縫合早期癒合症のような病気によるものだけではなく、赤ちゃんの頭が外部から圧力を受けることでゆがみが生じるものもあります。外部からの圧力による頭のゆがみは「位置的頭蓋変形症」と呼ばれ、頭のゆがみの原因としては多いものです。

赤ちゃんの頭の骨は生まれた後の脳の成長に対応できるようにやわらかくできています。そのため、大人では変形しないような圧力で変形してしまうことがよくあります。たとえば、いつも同じ向きで寝てしまう寝ぐせや向きぐせなどは、位置的頭蓋変形症の原因として一般的です。

位置的頭蓋変形症を起こさないためには抱っこの向きや寝る向きにバリエーションを持たせるなどの工夫が必要ですが、それでもゆがみが起きたり進んだりしてしまうことがあります。赤ちゃんの頭のゆがみになるべく早く対処するためにも、早めの医師への相談がおすすめです。

赤ちゃんの頭のゆがみは病院へ連れて行くべき?

先ほどもお伝えしたように、赤ちゃんの頭のゆがみが頭蓋縫合早期癒合症なのか位置的頭蓋変形症なのか、保護者の方だけで判断することは難しいといえます。そのため、頭のゆがみが気になった時点で早めに病院を受診することをおすすめします。

とくに赤ちゃんの頭のゆがみのほかに気になる症状がある場合は、病気の可能性も考えられることから早めの受診がおすすめです。食欲がない、嘔吐する、呼吸が不自然、ぐったりしているなど、いつもと明らかに様子が違う場合には、救急外来や救急車の利用も検討してください。

一方、頭のゆがみだけが気になっていて、赤ちゃんが元気そうな場合、それほど緊急性は高くありません。そのため、頭のゆがみだけで救急外来を受診する必要はありませんが、健診時などにかかりつけの小児科の医師に相談することをおすすめします。

赤ちゃんの頭のゆがみで受診する際の病院の選び方

赤ちゃんの頭のゆがみで病院を受診する際、かかりつけ医、大きな病院、頭のゆがみの専門外来など受診先としていくつか候補が挙げられます。

一番気軽に相談できるのは、かかりつけ医でしょう。普段からお子さんの様子を診てくれているため変化にも気づきやすく、自宅からも行きやすく相談しやすいといえます。まずはかかりつけ医に相談してから、必要に応じて大きな病院や専門外来を紹介してもらうとスムーズです。

大きな病院や赤ちゃんの頭のゆがみの専門外来をはじめから受診するのもひとつの方法です。しかし、こうした大きな病院の場合には事前予約が必要だったり、紹介状がないと数千円の手数料がかかってしまったりというケースもあります。一方、かかりつけ医と比べて赤ちゃんの頭のゆがみを専門としている医師が在籍し、複数の診療科と連携して診断・治療をしてもらえるメリットもあります。

自宅からの通いやすさや赤ちゃんの状態などを考えて、受診先を決めるとよいでしょう。

赤ちゃんの頭のゆがみで病院を受診する際の準備

病院の受診時には、ゆがみのほかに気になる症状がないか、いつごろからゆがみなどの症状が気になり始めたかなどを事前にメモしておくと、診療の助けになります。また、一緒に母子手帳も持っていくと、今までの赤ちゃんの状態を確認でき、スムーズです。

メモを持参する際には、以下を確認しておくとよいでしょう。
・いつから症状が現れたか
・どんなときに症状が現れるか
・どんな症状があるか
・症状がみられてからどれくらい経つか
・症状が起こる頻度はどれくらいか
・症状に関して不安なことは何か

頭のゆがみの受診先は赤ちゃんの体調や通いやすさなどを参考に

赤ちゃんの頭のゆがみで病院を受診する場合の病院の選び方にはさまざまなポイントがありますが、多くの場合は赤ちゃんの体調と自宅からの通いやすさを考えて選ぶとよいでしょう。頭のゆがみ以外にも気になる症状があり、いつもと明らかに様子が違う場合には大きな病院の救急外来が望ましく、赤ちゃんが元気な場合には、気軽な相談先としてまずはかかりつけ医を受診することから始めても問題ありません。

赤ちゃんの頭のゆがみを放っておくよりも、まずは相談しやすい病院で診療を受け、赤ちゃんの状態に応じて適切な受診先を紹介してもらうのもひとつの方法です。

監修者 橋都 浩平(はしづめこうへい) 先生

監修者橋都 浩平 先生

日本赤十字社医療センター小児外科部長、東京大学小児外科教授を歴任後、東京西徳洲会病院で総長を務める。同院を退任後、現在はメディカルノート社外取締役及びジャパン・メディカル・カンパニー社外取締役。これからの医療には産業界との連携が欠かせないという考えのもと、医療人として・企業人として、双方の視点から医療の進歩に貢献している。

日本赤十字社医療センター小児外科部長、東京大学小児外科教授を歴任後、東京西徳洲会病院で総長を務める。同院を退任後、現在はメディカルノート社外取締役及びジャパン・メディカル・カンパニー社外取締役。これからの医療には産業界との連携が欠かせないという考えのもと、医療人として・企業人として、双方の視点から医療の進歩に貢献している。

お子さまの頭の形でお悩みのご家族の方へ

この相談室は、医療機器メーカである株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーが運営。赤ちゃんの頭の形に関する疑問・質問を受けつけています。
向き癖やヘルメット治療について。お悩みになっていること、もっと知りたいことなど、ぜひお気軽にご相談ください。
相談室スタッフが、専門医院のご紹介等、最適な解決策をお答えします。

アプリで頭の形を測定してみよう!

赤ちゃんの頭の歪みを測定するため、専門医の全面監修を受けて開発されたアプリです。撮影画像をもとに頭のゆがみ度をグラフにし、見える化。頭のゆがみ度をチェックできるとともに、医師への相談時にも役立てることができます。

app-mockup App Storeからダウンロード
app-mockup

PAGE TOP