赤ちゃんの頭のかたち相談室
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生後4ヶ月の赤ちゃんの発達と成長の目安は?授乳・睡眠・遊びの疑問を解消!
更新日:2025年08月27日
生後4ヶ月の赤ちゃんは、首がすわり、寝返りに挑戦し始める子も出てきます。大人の食事に興味を示したり、授乳リズムが整ったりと、離乳食のスタートに向けたサインが少しずつ現れてくることも。
日々の育児に追われる中で、「うちの子の発達は順調?」「体重や睡眠は?」と不安に思う方も多いでしょう。
今回は、生後4ヶ月ごろの発達と成長の目安、お世話のポイントについて解説します。授乳・睡眠、遊び方から安全対策まで、幅広くお伝えしますのでぜひご一読ください。
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生後4ヶ月の赤ちゃんの発達と成長の特徴
生後4ヶ月の赤ちゃんは、運動・感覚・感情面において大きく成長する時期に入ります。ここでは発達の目安や気になるサイン、そして、赤ちゃんのコミュニケーションがどのように広がっていくのかを詳しくご紹介します。
生後4ヶ月における赤ちゃんの発達の目安
生後4ヶ月頃になると、首のすわりがしっかりしてきて、周囲を見渡せるようになる赤ちゃんが増えてきます。また、視力や感覚の発達も進み、興味を持ったものに手を伸ばしたり、掴んだりするようになります。こうした動きは筋力や運動能力の発達につながるのです。
発達障害の兆候と注意すべきポイント
生後4ヶ月ごろはまだ、発達障害の診断は困難です。赤ちゃんの発達は一定ではなく個人差があります。周りと比べて不安になってしまうかもしれませんが、焦らず見守ることが大切です。ただし、反応の乏しさや視線が合わない、首のすわりが遅いなど、気になる様子がある場合は、かかりつけの小児科や定期健診、地域の相談窓口などで相談してみましょう。

赤ちゃんのコミュニケーション能力の発達
生後4ヶ月の赤ちゃんは、あやすと笑ったり、嬉しいと手足をバタバタさせたりします。泣き方や表情、手足の動きなど、全身で感情を豊かに表現するようになり、コミュニケーション能力が育ち始める時期です。パパやママが目を合わせ、たくさん話しかけることで親子の絆がさらに深まるでしょう。
生後4ヶ月の赤ちゃんの体重・身長の目安
体の成長には個人差がありますが、平均的な体重や身長の目安を知っておくと、赤ちゃんの成長を確認するうえで参考になります。ここでは、生後4ヶ月の赤ちゃんの体重と身長の目安とバランスについて解説します。
生後4ヶ月の赤ちゃんの体重はどのくらい?
こども家庭庁の「令和5年乳幼児身体発育調査」によると、生後4ヶ月の赤ちゃんの体重の目安は、男の子で5.71~8.50kg、女の子で5.40~7.92kgとされています。満腹中枢が働き始めることで、必要な量だけを飲むようになり、生後3ヶ月ごろまでと比べると体重の増加はやや緩やかになります。
生後4ヶ月の赤ちゃんの身長はどのくらい?
同調査によると、身長は男の子で60.2~68.3cm、女の子で58.6~66.6cmが目安です。身長も体重と同様に、急激な伸びから少しずつ落ち着いてくる時期です。
月齢ごとの体重と身長のバランス
月齢ごとの体重と身長のバランスも、赤ちゃんの成長を把握する上で大切です。母子手帳に記載されている成長曲線に沿っていれば、多少の増減があっても心配はいりません。ただし、成長曲線から大きく外れる場合や、気になることがあるときは、かかりつけの小児科や定期健診、地域の相談窓口などに相談してみてください。
母乳とミルクの授乳について
生後4ヶ月の赤ちゃんの授乳リズムは、少しずつ安定してきます。回数や量など、パパ・ママにとって授乳の悩みはつきないものです。ここでは、母乳・ミルクそれぞれの授乳時間や量の目安、よくある悩みについてご紹介します。
生後4ヶ月の母乳とミルクのタイムスケジュール
生後4ヶ月頃は、授乳の間隔が少しずつあいてきて、1日に5~6回ほどの授乳が目安です。たとえば、朝6時、10時、午後2時、6時、そして夜10時といったように、一定の時間を決めると、リズムが整いやすくなります。1回の授乳で飲む量が増えるので、授乳の間隔は4~6時間ほど空くことが多いでしょう。
母乳の赤ちゃんは、ミルクの赤ちゃんより少し授乳回数が多くなる傾向があります。夜間は無理に起こさず、赤ちゃんがぐっすり眠っていれば授乳は不要です。
ミルクの量についてのガイド
完全ミルク(完ミ)の場合、ミルクの量は1回あたり約160~200mlが目安で、1日の総量は約800~1200ml程度が一般的です。ただし、赤ちゃんの飲む量は個人差があるため、機嫌や体重増加の様子を見ながら調整しましょう。ミルクの量が少ないと感じる場合や、赤ちゃんがぐずることが多い場合は、かかりつけの小児科や定期健診、地域の相談窓口などに相談してみてください。
母乳とミルクの混合の場合は、母乳の後にミルクを追加します。約40~120mlを目安に、母乳の量や赤ちゃんの様子に合わせて調整しましょう。
授乳に関するあるあると直面しやすい悩み
「ミルクの量が足りているか心配…」と不安なママパパもいらっしゃるかもしれません。しかし、授乳後に赤ちゃんの機嫌がよく、成長曲線に沿って体重が増えていれば、授乳量が足りている証拠です。
また、生後4ヶ月頃になると授乳中に集中できず、周りをキョロキョロ見たり、口から離したり、遊び飲みが始まる子も増えてきます。これは満腹のサインの場合があるので「おしまいだよ」と切り上げることも大切です。
離乳食開始のサイン
生後4ヶ月頃から少しずつ離乳食開始の合図がみられるようになります。離乳食開始のサインと準備物について確認してみましょう。
【離乳食開始のサイン】
・首のすわりがしっかりしている
・支えがあれば座れる
・大人が食べている姿をみて、口元が動く、よだれが増えるなどの行動がある
・スプーンなどを口に入れても、舌で押し返すことが少なくなる(哺乳反射の減退)
・授乳リズムが整い、お腹が空くタイミングが一定になる
【準備するものリスト】
・ベビーチェア
・赤ちゃん用の食器(スプーン、皿)
・食事用エプロン
上記の他に、離乳食を手作りする場合はハンドブレンダーがあると便利です。市販のベビーフードであれば、そのまま食べられる瓶詰め・パウチタイプや、お湯で戻すドライタイプの離乳食が販売されています。ご家庭のライフスタイルに合わせて選びましょう。
赤ちゃんの睡眠時間とリズムについて
赤ちゃんの睡眠は、生後4ヶ月頃から少しずつ安定してきます。この時期は昼と夜の区別がつき始め、まとまって眠れる赤ちゃんも増えてくるため、生活リズムを整えることを意識してみましょう。
睡眠時間の目安
生後4ヶ月の赤ちゃんの1日の睡眠時間の目安は、12~15時間ほど。この時期になると、夜にまとめて寝る時間が少しずつ長くなり、お昼寝は午前に1回、午後に1~2回程度が一般的です。しかし、赤ちゃんによって睡眠のリズムには個人差があります。また、睡眠退行といって、いったん整った睡眠リズムが一時的に乱れることもありますが、これは脳の発達に伴う自然な過程です。
快適な睡眠環境を整えるためのポイント
赤ちゃんがぐっすりと眠るためには、快適な睡眠環境が重要です。まず、室温は20~22℃、湿度40~60%と涼しく保つようにしましょう。敷布団は体の沈み込みを防ぐ、かためのものを選ぶと姿勢が安定します。通気性のよい素材は汗をかいても蒸れにくいためおすすめです。さらに、綿など肌触りのやさしいカバーやシーツを使えば、敏感な赤ちゃんの肌にも心地よいでしょう。
赤ちゃんの生活リズムを安定させる方法
朝はカーテンを開けて朝日を浴び、着替えなどをすると活動のスイッチが入りやすくなります。日中は、天気のいい日にお散歩に出かけたり、室内でたくさん遊んだりして、体をたくさん動かすことが大切です。お散歩は外の空気や陽の光、さまざまな音などが赤ちゃんの五感を刺激し、心地よい疲労感で夜にぐっすり眠れるようになります。夜間は部屋を暗くして静かに過ごすことで、昼夜の区別を教えてあげましょう。毎日できるだけ同じ時間に同じように過ごすと生活リズムが安定してきます。
寝返りを始める時期とその影響
寝返りを始める時期は、生後5~6ヶ月頃が目安とされています。個人差がありますが、早い子では生後3ヶ月頃から寝返りを始めることもあります。寝返りは、赤ちゃんが初めて自分の力で体を動かす大きな成長の一歩です。ここでは、寝返りの重要性、赤ちゃんが寝返りをする理由、そして安全対策と注意点について解説します。

寝返りの重要性
寝返りは赤ちゃんの筋力やバランス感覚、脳の発達を大きく助けます。寝返りをマスターすると、今まで仰向けで見ていた景色から視界が一気に広がり、新しい発見が増えることで好奇心や探求心が刺激されます。
また、うつ伏せになることで、赤ちゃんは両手で上半身を支えます。これにより、腕だけでなく腹筋や背筋も鍛えられ、次の発達段階であるずりばいやハイハイをするための大切な準備が整います。
どうして赤ちゃんは寝返りをするの?
赤ちゃんが寝返りをするのは、好奇心から始まることが多いようです。気になるものを見つけると「もっとよく見たい」と、自然と体をそちらへ動かそうとします。体をひねったり反らせたりするうちに、偶然体が横向きになり、やがて反転して寝返りが成功します。
赤ちゃんの寝返りの頻度とその安全性
寝返り完成後、赤ちゃんは昼夜を問わず頻繁に寝返りし、行動範囲が広がります。そのため、安全対策が重要です。
窒息を防ぐため、固めのマットレスを使用し、顔を覆う可能性のあるタオルやぬいぐるみなどは周囲に置かないようにしましょう。
また、行動範囲が広がることで誤飲や転落の危険も高まります。赤ちゃんの手の届く範囲に小さなものは置かない、ベビーベッドの柵をあげる、ソファに寝かせないなど、安全な環境を整えることも忘れないでください。
赤ちゃんとの遊び方と発育の関連性
生後4ヶ月ごろは、首がすわり、視界や感覚も大きく成長します。興味を持ったものに手を伸ばし、掴んだり、口で確認したりするようになるでしょう。遊びは、赤ちゃんの好奇心や運動能力を育み、親子のふれあいを通じて、情緒の安定にも繋がります。
生後4ヶ月に適したおもちゃの選び方
生後4ヶ月の赤ちゃんには、握りやすく、なめても安全な素材でできているおもちゃを選びましょう。軽くてつかみやすいボール型のおもちゃは、握る・振る・目で追うといった動作を自然に引き出してくれます。また音が鳴ったり、色鮮やかだったりするおもちゃは、赤ちゃんの聴覚や視覚を刺激し、興味を持って遊びやすくなるでしょう。
遊びを通じて育まれる好奇心と運動能力
遊びは、赤ちゃんの好奇心と運動能力を大きく育みます。大人がおもちゃを動かしたり、音を鳴らしたりすることで、赤ちゃんは「何だろう?」と目で追ったり、手を伸ばしたりします。その結果、おもちゃを握る、つかむ力が発達します。また、うつ伏せで遊ぶ時間を持つと、首や背中、腕などの筋肉が鍛えられ、寝返りやハイハイへの準備にもつながります。
親子で楽しむ遊びのアイディア
生後4ヶ月の赤ちゃんとの遊びは、親子の触れ合いを通じて楽しめます。首がすわったら「たかいたかいするよ」と声をかけて優しく持ち上げ、新しい景色を見せてあげると、赤ちゃんは大喜びしてくれるでしょう。「見ていてね」と言いながらボールを転がすと、赤ちゃんは興味を持って目で追ったり、手を伸ばしたりして遊びます。また、「これは赤だよ」「青いね」と色を教えながらカラフルな絵本を読むのもおすすめです。
赤ちゃんの周囲環境の安全対策
生後4ヶ月の赤ちゃんは好奇心旺盛なため、家庭内の環境を整え、誤飲や思わぬ事故を未然に防ぐことが大切です。ここでは、環境の整え方についてご紹介します。
誤飲の危険と予防策
赤ちゃんは何でも興味を持ち、口に入れて確認しようとします。特に4ヶ月以降は、小さな物を飲み込んでしまうリスクが高まります。赤ちゃんの口に入るサイズのものは、床など手が届く可能性がある所に置かないようにしましょう。
赤ちゃんの好奇心を活かした安全な遊び場の作り方
赤ちゃんの好奇心は発育には欠かせません。うつぶせの状態でも手が届くようなベビージムやカラフルなボール、車輪がついたおもちゃは生後4ヶ月の赤ちゃんの好奇心を引き出します。また、安全な遊び場を作るためには、ベビーゲートやサークルなどで危険な場所と仕切り、テーブルや棚の角にはコーナーガードを付けましょう。滑りにくいプレイマットを敷けば、赤ちゃんは安心して探索できます。赤ちゃんの好奇心を安全に満たせるように工夫してみましょう。
自閉症の兆候と赤ちゃんの過ごす環境の整え方
生後4ヶ月では自閉症の診断は難しいものの、些細な物音や光に過敏な様子が気になることがあります。
もし頻繁に見られる場合は、刺激を避けた、落ち着いた空間に整えてみましょう。気になる点があれば、かかりつけの小児科や地域の相談窓口などに相談することをおすすめします。
生後4ヶ月の赤ちゃんのお世話で気を付けるべきこと
生後4ヶ月の赤ちゃんは、まだ自分で不調を伝えられません。ここからは、日々の観察ポイントについてお伝えします。
赤ちゃんの体調チェックリスト
赤ちゃんの体調を見るときには、まず以下の項目を確認しましょう。
・体温は36.5~37.5度の範囲内か
・活気はあるか
・母乳やミルクは飲めているか
・うんちやおしっこの状態(色・硬さ・回数)は普段通りか、排泄時に痛がる様子はないか
・肌に発疹や赤み、乾燥などの異常はないか
異常を見つけるためには、まず正常を知っておく必要があります。「わが子の普通」を把握するためにも、毎日チェックしてみてください。
出典元:MIMI STAGE
出典元:小池助産院
親たちが持つべき育児の心構え
赤ちゃんは言葉で伝えられないため、パパ・ママが小さな変化に敏感であることが大切です。完璧を目指さずに「できなくて当たり前」と考えて、試行錯誤の姿勢で挑みましょう。同時に、子どもの成長や笑顔など日常の喜びを見つけ、赤ちゃんとの生活を楽しんでください。
産後のママへのサポートとケア
育児に追われるなかで、心身の疲れが溜まり、不安や孤独を感じるママも少なくありません。無理せず、自分の体と心をいたわる時間を持ちましょう。家族の協力はもちろん、自治体の育児支援や産後ケアセンターの活用もおすすめです。訪問型の産後ケア、助産師による相談窓口、一時保育など、各地でさまざまなサービスが用意されています。必要なときは遠慮せず専門機関に頼り、安心して育児ができる環境を整えましょう。
まとめ|生後4ヶ月の赤ちゃんの成長をサポートするために
今回は、生後4ヶ月の赤ちゃんの発達と成長について解説しました。首すわりや寝返りの兆候が見られ、授乳・睡眠リズムが安定するなど、この時期は大きな変化があります。好奇心が旺盛になる分、安全対策も重要です。日々の育児で不安なことや気になることがあれば、かかりつけの小児科や定期健診、地域の相談窓口などに気軽に相談してみましょう。
「赤ちゃんの頭のかたち相談室窓口」では、赤ちゃんの頭のかたちにお悩みの保護者さまに向けて、無料相談を受け付けています。
- うちの子にヘルメット治療は必要だろうか?
- 費用はどれくらいかかるの?
- かかりつけ医師には「大丈夫」と言われているけど?
相談室スタッフが頭のかたちについてのお悩みをお聞きします。ご希望があれば病院や専門医も紹介していますので、不安なお気持ちやもっと知りたいことなど、ぜひお気軽にご連絡ください。
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