赤ちゃんの頭のかたち相談室
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生後1ヶ月の赤ちゃんはどんな時期?成長の目安と育児のコツ
更新日:2025年08月28日
生後1ヶ月頃の赤ちゃんは、新生児期を終えて乳児期へと移行する大切な時期です。
ママやパパにとって、「赤ちゃんの身長や体重はちゃんと成長しているの?」「お世話の方法が合っているか不安…」など何かと気がかりなことも多いのではないでしょうか。
この記事では、そんな不安を解消すべく、生後1ヶ月の赤ちゃんの成長の目安や生活リズム、そしてお世話をする上で気をつけたいポイントについて、詳しくご紹介します。
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生後1ヶ月の赤ちゃんの体重と発達
生まれて1ヶ月といっても、赤ちゃんの成長には個人差があります。ここからは、生後1ヶ月ごろの体重変化の目安や発達の様子について解説します。

生後1ヶ月の赤ちゃんの体重の目安
生後1ヶ月の赤ちゃんの体重は、性別によって次のような目安があります。
- 男の子:およそ3.76kg〜5.8kg
- 女の子:およそ3.51kg〜5.36kg
出典:こども家庭庁
大切なポイントは、生まれたときの体重から1kgほど増えているのかどうかです。
もちろん個人差はありますが、母子手帳に記載された発育曲線などを参考にしてみましょう。
生後1ヶ月で気をつけたい発達のサイン
生後1ヶ月ごろの赤ちゃんはまだまだ身体の機能が未熟です。健康を見守る上で注意したいポイントを以下に示します。
【観察ポイント】
・黄疸が出ていないか
・うんちの色が正常範囲(黄色から黄褐色)であるか
・大きな音に驚いたときに両腕を広げる「モロー反射」に左右差がないか
・顔色が悪い・唇が紫色になっていないか
・おへそが出ていないか
・股関節の動きはスムーズか、左右差がないか
赤ちゃんの様子を日々観察しながら「いつもと違うかも?」と感じたら、かかりつけ医や1ヶ月健診で相談してみましょう。
生後1ヶ月の赤ちゃんの成長に必要なコミュニケーション
まだおしゃべりができない赤ちゃんにとって、ママやパパの声かけは大切なコミュニケーションのひとつです。
ほとんど反応がないようにみえた新生児期と違い、生後1ヶ月の赤ちゃんは少しずつ親の関わりに反応を返してくれるようになります。
最初は些細なリアクションかもしれませんが、ママやパパの声は赤ちゃんの耳にしっかりと届いています。たとえば、おしっこやうんち後のおむつ替えやお着替え、お風呂のときに「きれいになったね」「気持ちいいね」「楽しいね」など、やさしく声をかけてあげると、新生児の頃とは違った反応があるかもしれません。
また、抱っこをしたり、身体に触れながら遊んだりするのも親子の大切な時間です。肌の温もりを感じながら、積極的にコミュニケーションをとりましょう。
母乳とミルクの適切な量
離乳食が始まるまでの赤ちゃんのミルク量は、体重を目安に考えることができます。次に、母乳やミルクの適量について確認してみましょう。
生後1ヶ月における母乳の量の目安
授乳量は赤ちゃんの体重1kgあたり、1日に約100ml〜200mlが目安といわれています。
たとえば、5㎏の赤ちゃんの場合、1日に500ml~1000ml程度、授乳できていれば問題ありません。
生後1ヶ月のミルクの量と授乳間隔
ミルクの場合も、1回の哺乳量は母乳と同じくらいと考えましょう。ただし、母乳と粉ミルクを併用している「混合育児」の場合は、少し工夫が必要です。まず母乳を飲ませて、そのあとに赤ちゃんの体重を測り、足りない分をミルクで補うと安心でしょう。
授乳間隔は、産後 間もないころは母乳の出が安定せず、赤ちゃんが一度にたくさん飲めないこともあるため、2~3時間おきが目安とされています。とくに、母乳の場合は消化が早く、赤ちゃんがおなかを空かしやすいため、欲しがる度に授乳しても問題ありません。
一方で、ミルクは母乳よりも腹持ちが良いため、3時間ほど間隔をあけて授乳するとよいでしょう。
赤ちゃんが求めるミルクの量の変化
赤ちゃんは成長にあわせて、次第に飲む力がつき、一度に飲める量も増加していきます。
個人差はありますが、成長とともに飲むスピードも速くなっていきます。
もし、赤ちゃんが規定量より多くミルクを欲しがる場合は、大幅に飲みすぎなければ、与えても大丈夫です。赤ちゃんの様子を見ながら、柔軟に対応してあげましょう。
一方で、飲みムラがある時や、赤ちゃんの気分や体調によって、飲みたい量が減ることもあります。そんなときは、無理に飲ませず、様子を見守ることも大切です。
赤ちゃんのお世話と生活リズム
次に、生後1ヶ月の赤ちゃんが快適に過ごせる生活リズムについて解説します。
生後1ヶ月の赤ちゃんと生活リズム
生後1ヶ月ごろの赤ちゃんは、「ミルクを飲んでは眠る」の繰り返しで1日を過ごします。
平均すると、1日に16〜17時間ほど眠るといわれています。
この時期は、まだ昼と夜の区別がついていないため、少しずつ生活リズムを整えていくことが大切です。たとえば、毎日同じ時間にお風呂に入る、同じタイミングでお昼寝をするなど、1日の生活リズムをそろえることで、赤ちゃんも自然と昼夜のリズムが整いやすくなります。
授乳と睡眠時間のバランス
生後1ヶ月の赤ちゃんにとって、授乳と睡眠はどちらも重要です。
この時期は、一般的に2〜3時間おきに授乳が必要といわれ、赤ちゃんは授乳の合間に短い睡眠を繰り返します。睡眠中は、脳の発達や成長ホルモンの分泌が行われるため、十分な睡眠時間を確保することも大切です。
しかし「頻繁な授乳でなかなか寝てくれない」という悩みもあるかもしれません。
この時期の赤ちゃんは、授乳のたびに目を覚まし、すぐにまた眠るサイクルを繰り返します。そのため、授乳後にスムーズに眠れる環境を整えることが大切です。部屋の温度を快適にし、照明をやや暗めにするといった工夫で、落ち着いて眠ることもあります。
授乳と睡眠、どちらかに偏りすぎないよう、赤ちゃんのペースに合わせながら、少しずつバランスをとってみましょう。
生後1ヶ月の赤ちゃんとのスキンシップのコツ
赤ちゃんと肌が触れ合うことで、「オキシトシン」と呼ばれる ホルモンが分泌されます。これは「愛情ホルモン」とも呼ばれ、 信頼関係や親子の絆 を育むうえで大切な役割を果たします。
生後1ヶ月の赤ちゃんは、まだ視力が弱いため、肌と肌のぬくもりや、ママ・パパの声からたくさんの安心感を得ています。だからこそ、スキンシップや声かけを、日常の中で積極的に行うことが重要です。とはいえ「スキンシップしなきゃ!」と気負う必要はありません。おむつ替えやお風呂の時間など、普段のお世話の中に、赤ちゃんと触れ合うチャンスはたくさんあります。
たとえば、一緒に入浴したり、優しくスキンケアをしたり「気持ちいいね」と声をかけたりするだけでも、コミュニケーションのひとつになるでしょう。
1ヶ月健診
赤ちゃんが生後1ヶ月を迎えるころ「1ヶ月健診」が実施されます。安心して当日を迎えられるように、事前に知っておくと役立つポイントをまとめました。
健診の目的
生後1ヶ月の健診では、赤ちゃんの成長や健康状態と、ママの体の回復や心身の状態を確認します。先天性の病気の早期発見や、育児の不安の軽減のためにも、受けることをおすすめします。
主なチェック項目
1ヶ月健診では、赤ちゃんのどのようなところをチェックするのでしょうか。主な内容は以下の通りです。
【赤ちゃんの健診】
- 肌の状態(黄疸が出ていないかなど)
- 目や体の様子(斜視の有無、股関節の動き、原始反射など)
- 発育の確認(体重・身長・頭囲などの計測)
- ビタミンK2シロップの投与(必要時)
親が準備すること
一般的な準備物は次の通りです。
- 母子手帳
- 子ども医療費受給者証
- 健康保険証
- 着替え
- 健診費用
- おむつ、おしりふき
- バスタオル
- 授乳に必要なグッズ
思ったよりも待ち時間が長くなる可能性もあるため、しっかりと準備しておくことが大切です。また、病院によって用意すべきものが違ったり、服装の指定がある場合もあるので、あらかじめ確認しておくと安心でしょう。
注意すべきポイントとトラブル対策
次に、生後1ヶ月の赤ちゃんとの生活で特に気をつけたいことや、よくあるトラブルについて見ていきましょう。

生後1ヶ月での注意点とよくあるトラブル
生後1ヶ月ごろの赤ちゃんには、小さなニキビのようなものができることがあります。これは「新生児ニキビ」と呼ばれるもので、肌の未熟さが原因となり発症します。正しいケアをすれば、自然に治癒することがほとんどです。ただし、肌をきれいにしたいからといって、お風呂でゴシゴシこするのは要注意。赤ちゃんの肌は、とてもデリケートなので、石けんをよく泡立てて、やさしくなでるように洗いましょう。
また、生後1ヶ月ごろの赤ちゃんは、胃の発達が未熟なため、ミルクを吐き戻してしまう ことがあります。授乳後はしっかりげっぷをさせ、すぐに仰向けに寝かせないよう注意しましょう。
吐き戻しや肌・お腹のトラブルはよくあることなので、落ち着いて対処することが大切です。
出典:無添加せっけんとハーブのアラウ
SIDS(乳幼児突然死症候群)について知っておくべきこと
SIDS(乳幼児突然死症候群)は、1歳未満の健康な赤ちゃんが、寝ている間に突如亡くなってしまう、原因不明の現象です。
完全な予防法はわかっていませんが、リスクを減らすための対策を以下に挙げます。
- 妊娠中や授乳中にタバコを吸わない(受動喫煙も含む)
- 赤ちゃんはいつも仰向けに寝かせる
- やわらかすぎる寝具は使わない
- 定期的に小児科で健診を受ける
日頃から気を付けることでSIDSのリスクを軽減できる可能性があります。心配に感じるかもしれませんが、正しい情報を知り、できる範囲での予防が重要です。
出典:こども家庭庁
医師に相談すべき赤ちゃんの健康サイン
生後1ヶ月ごろの赤ちゃんは、身体の機能が未熟なため、体調を崩しやすい時期です。
次のような症状が見られた場合は、医師へ相談しましょう。
- 体温が38℃以上ある
- 熱が3日以上続いている
- 母乳やミルクの飲みが悪く、水分がとれない
- 発疹が出ている
- ぐったりしていて元気がない
赤ちゃんは自分で不調を伝えられないため、気になる変化があれば早めに医療機関を受診しましょう。
外出時の赤ちゃんのお世話
生後1ヶ月になると、赤ちゃんの授乳や睡眠のタイミングが少しずつわかってきて、外出もできるようになります。ここからは、赤ちゃんとの外出を安心して楽しむためのポイントをまとめました。
生後1ヶ月の赤ちゃんとの外出時の4つのポイント
1.長時間外出しない
生後1ヶ月の赤ちゃんはまだ身体がとてもデリケートなので、長時間の外出は控えましょう。免疫力が低いこの時期は、周囲の環境変化が大きな負担になることがあります。
最初は1日10~15分程度の外気浴やお散歩にとどめ、慣れてきたら、少しずつ外出時間を伸ばすと良いでしょう。
2.人混みを避ける
生後1ヶ月の赤ちゃんは、ママからもらった免疫がまだ残っていますが、それでも十分ではありません。できるだけ人が多い場所は避けて、赤ちゃんが安全に過ごせる、落ち着いた場所を選んであげましょう。
3.天候や気温を確認する
赤ちゃんと外出する際は、事前に天気予報をチェックすることが大切です。
雨や風が強い日、また、寒すぎたり暑すぎたりする日は、赤ちゃんにとって大きな負担になることがあります。赤ちゃんの体調を最優先に考え、天気が穏やかで過ごしやすい日を選んでお出かけしてみてください。
4.授乳やおむつ替えの準備をしておく
外出前に、授乳スペースやおむつ替えができる場所があるか確認しておくと安心です。まだ授乳や排泄の回数が多い時期なので、事前に周辺施設におむつ替えや授乳スペース、休憩できる場所はないか調べておくことで、いざというときに慌てずに対処できます。
赤ちゃんの肌を守るスキンケアの注意点
赤ちゃんの肌は、大人の半分ほどの厚さしかなく、とてもデリケートです。特に生後1ヶ月頃は肌トラブルも起きやすいため、日々のスキンケアが非常に重要になります。
肌トラブルを未然に防ぐには、「石けんでしっかり洗う」「保湿剤を塗る」の両方をセットで行うのが大切です。
【入浴時のポイント】
首や手などの関節部分は、汗やよだれがたまりやすいので、しわの奥まで丁寧に汚れを洗いましょう。石けんをよく泡立て、素手で優しく洗うのがポイントです。この時、お湯の温度がぬるま湯になっているか、その都度確認しましょう。また、肌がデリケートなため、刺激が強い石けんの使用は避けてください。
【スキンケアのポイント】
入浴・沐浴後は肌が非常に乾燥しやすい状態です。保湿剤を塗る前に、身体の水分をしっかりと拭き取りましょう。保湿する際は、手を清潔にするのが基本です。赤ちゃんのしわを優しく伸ばしながら、塗りムラがないように塗ってあげてください。そのほか、頭皮に塗る場合は、髪をかき分けながら、地肌にしっかりと保湿剤が届くように意識しましょう。
生後1ヶ月の赤ちゃんに適したおもちゃとその効果
ここでは、生後1ヶ月から楽しめるおもちゃと、遊ぶことで期待できる効果についてご紹介します。
【モビール】
この時期の赤ちゃんは、まだ視力が弱く、ぼんやりとしか見えていません。そんな赤ちゃんには、ゆっくり動く「モビール」がおすすめです。
モビールは、ゆったりとした動きで赤ちゃんの目を引き、じっと見つめることで視力や集中力の発達が期待できます。また、動きのあるものに自然と興味を持つようになるきっかけにもなるでしょう。
【ラトル】
「ラトル」は、赤ちゃんの五感を刺激し、発達を促してくれるおもちゃです。
赤ちゃんが自分で握ったり、手に通して振ったりすると音が出るものが多く、様々な音を楽しむことができます。また、布やプラスチック・木など、さまざまな素材のものがあり、異素材に触れることで、触覚も刺激されるでしょう。
【ベビージム】
月齢の低いねんね期の赤ちゃんでも安心して楽しく使えるのが「ベビージム」です。音が鳴る仕掛けやカラフルなパーツなど、赤ちゃんにとって刺激がたくさん詰まっています。
目の前のおもちゃに手足を伸ばすことで、自然と運動能力の発達を促し、見るだけでもカラフルな色や形から視覚的な刺激を受けることが期待できます。赤ちゃんが、楽しく遊びながら成長を促せるおもちゃです。
まとめ|生後1ヶ月の赤ちゃんを理解して育児を楽しもう!
出産後、新生活が始まったばかりのママやパパにとって、この時期は戸惑うこともあるでしょう。今回は、発達の目安や母乳・ミルクの量、スキンケアや外出時のポイントなど、子育てに役立つ情報をご紹介しました。成長には、個人差があるため「絶対こうでなくてはいけない」といった正解はありません。大切なのは、赤ちゃんが出すサインに目を向け、個々の成長ペースに寄り添い見守ることです。不安を感じたら、ひとりで悩まずに医療機関や地域の支援を積極的に活用してみましょう。ママ・パパの不安が少しでも和らげば幸いです。
ぜひお聞かせください
「赤ちゃんの頭のかたち相談室窓口」では、赤ちゃんの頭のかたちにお悩みの保護者さまに向けて、無料相談を受け付けています。
- 家族がヘルメット治療に反対している
- かかりつけ医師には「大丈夫」と言われたけど?
- どんなお医者さんに診てもらえる?
相談室スタッフが頭のかたちについてのお悩みをお聞きします。ご希望があれば病院や専門医も紹介していますので、不安なお気持ちやもっと知りたいことなど、ぜひお気軽にご連絡ください。
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