坂本好昭 先生

慶応義塾大学病院

坂本好昭 先生

日本形成外科学会専門医・指導医
日本頭蓋顎顔面外科学会専門医・代議員
クラニオシノストーシス研究会 世話人
皮膚腫瘍外科分野指導医
小児形成外科分野指導医
Asian Pacific Craniofacial Association Active member
International Society of Craniofacial Surgery Active member
European Association of Plastic Surgery Corresponding member
American Association of Plastic Surgeons Active member

ヘルメット治療を始めた経緯

当院では、頭の形の病的な変形である頭蓋骨縫合早期癒合症に対しての治療を多く行っています。その治療数は本邦随一です。そのため、当院には頭の形が気になる赤ちゃんが多く受診します。 でも、その赤ちゃんのほとんどが頭蓋骨縫合早期癒合症ではなく、頭の形の寝ぐせよる変形です。 これまで当院では寝ぐせによる頭の形の変形に対しては治療は行ってきませんでした。ただ、多くの患者さんが同じ施設での特に頭を専門にしている施設で治療を行いたいという強いご希望を多数いただきまして、今回ヘルメット治療を当院でも開始することとしました。

治療の際に心がけていること

治療のメインとなるのは頭の形です。ただ、当院は大学病院という総合診療を行う窓口になっています。 そのため、頭の形のみならず全身をくまなく調べるということを当院での診察では心がけています。

悩んでいる親御様へのメッセージ

大学病院と聞くと、皆様受診のハードルがあると思います。是非、気にせずに気軽にお越しください。 もし病的と診断した場合も、当院で一貫して治療を行うことができます。当院が頭の形に悩まれている赤ちゃんとその親御さんの拠り所になればと思っています。

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