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頭のゆがみと発育

生後4ヶ月は頭のゆがみの治療に適している時期

2020年6月2日

赤ちゃんと接するうちに「あれ、うちの子の頭がゆがんでいるかも?」と気になったことはありませんか。生まれたときはあまり気にならなかった頭のゆがみも、生後4ヶ月頃になるとだんだんと気になってきた……という方もいるかもしれません。頭のゆがみぐらいで病院を受診してもよいものか判断に迷う方もいることでしょう。しかし、頭のゆがみは月齢が進むにつれて進行することもあり、適切な対処が必要です。今回は生後4ヶ月の赤ちゃんの頭のゆがみについて解説します。

生後4ヶ月の頭のゆがみ、様子を見てもいい?

生後4ヶ月の赤ちゃんの頭のゆがみを様子見することはあまりおすすめできません。まだ医師に相談していなければ、一度相談するのが望ましいです。

たしかに、生まれたときにすでに頭がゆがんでいたとしても大きくなるにつれて頭のゆがみが気にならなくなることもあります。一方、はじめからゆがみが大きい場合や月齢が進むと同時にゆがみも進行していく場合には、治療が必要なこともあります。

そのため、適切な治療時期を逃さないように一度病院を受診することが大切です。

生後4ヶ月の頭のゆがみはなぜ起こる?

そもそも、頭のゆがみはどうして起こるのでしょうか。赤ちゃんの頭がゆがむ原因はいくつかあります。まれではあるものの、中には病気がひそんでいることもあることから注意が必要です。

赤ちゃんの頭がゆがむ原因として多いのは向きぐせです。向きぐせは赤ちゃんの頭の向きが一つの方向に偏ってしまっている状態を指します。赤ちゃんの頭の骨は大人よりもやわらかくできていることから、大人では影響のないような外部からの圧力でもゆがみやすいのです。

生まれる前からすでに頭がゆがんでいるケースもあります。初産や双子、三つ子といった多胎児妊娠などで子宮の中が狭い状態では赤ちゃんの頭に外部の圧力がかかりやすく、ゆがみが生じることがあります。また、出産時に吸引分娩を行ったり難産で長時間産道に頭を圧迫されたりすることで、頭が縦に長く伸びてしまう変形をきたすケースもみられます。

先に述べたように、病気によって頭のゆがみが起きていることもあり、この場合はよりいっそうの注意が必要です。赤ちゃんの頭がゆがむ症状の出る病気として「頭蓋骨縫合早期癒合症(ずがいほうごうそうきゆごうしょう)」があげられます。

通常であれば、いくつかのピースにわかれてだんだんとくっついていくはずの赤ちゃんの頭の骨が、この病気の場合には、早期にくっついてしまうのです。通常よりもはやく骨の継ぎ目がくっついてしまうことで頭に変形が生じます。くっついてしまった骨の部分がそれ以上成長することができないため、脳を圧迫し、赤ちゃんの発達に影響を及ぼすこともあると言われます。頭蓋骨縫合早期癒合症が疑われる場合は赤ちゃんの健康を考えて早めの診断・治療が必要です。

このように、赤ちゃんの頭のゆがみの原因は多岐にわたります。保護者の方だけで頭のゆがみの原因が病気なのかそうでないのかを見分けることは難しく、医師による検査・診断が不可欠です。そのため、お子さんの頭のゆがみが気になったら様子見をせずに早めにかかりつけの小児科の医師に相談することをおすすめします。

生後4ヶ月の頭のゆがみの治療法や改善策は?

赤ちゃんの頭のゆがみに対する治療法や改善策は大きく分けて2つあります。

体位変換

体位変換とは、赤ちゃんにさまざまな姿勢をとらせる方法です。頭の同じ部分がいつもベッドに接しないよう気を付けて、ゆがみの進行を抑えることを期待して行われます。

体位変換には、寝る向きを変える、抱っこの向きを変える、保護者の目の行き届く場所で腹ばいにさせるなどの方法があります。生後4ヶ月を迎えると首がすわる子もいるため、縦抱きもしやすくなります。

ただし無理に姿勢を変えようとするといやがってぐずったり泣き出したりしてしまう赤ちゃんもいます。その場合にはおもちゃであやすなど工夫しながら、体位変換を行いましょう。

ヘルメット治療

赤ちゃんの頭のゆがみが強く体位変換だけでは改善が難しいケースでは、「ヘルメット治療」と呼ばれる頭のゆがみの改善を目的とした治療をすることがあります。ヘルメット治療とは、赤ちゃんの頭の形に合わせた専用のヘルメットを作成し、長い時間かぶることで頭を外圧から守りながら正常な頭の形へと導いていく治療です。

もともとはアメリカで始まった治療ですが、今では日本の病院でもこの治療を行う病院が増えてきています。

ヘルメット治療の効果を十分に発揮するためには、治療を始める時期が重要です。一般的に生後4ヶ月頃はヘルメット治療を始めるのに適した時期だとされています。

生後4ヶ月頃は頭のゆがみ対策として重要な時期。早めに医師へ相談を

生後4ヶ月頃はまだ頭の骨がやわらかく、急速に成長する時期です。やわらかさというこの時期の特性を生かして、頭のゆがみを治すことも十分に可能だと考えられます。一般的に、頭のゆがみの治療は開始時期が早いほど効果も現れやすいと言われています。

適切な治療時期や病気のリスクを逃さないためにも、お子さんの頭のゆがみが気になったら早めに医師へ相談しましょう。

監修者 橋都 浩平(はしづめこうへい) 先生

監修者橋都 浩平 先生

日本赤十字社医療センター小児外科部長、東京大学小児外科教授を歴任後、東京西徳洲会病院で総長を務める。同院を退任後、現在はメディカルノート社外取締役及びジャパン・メディカル・カンパニー社外取締役。これからの医療には産業界との連携が欠かせないという考えのもと、医療人として・企業人として、双方の視点から医療の進歩に貢献している。

日本赤十字社医療センター小児外科部長、東京大学小児外科教授を歴任後、東京西徳洲会病院で総長を務める。同院を退任後、現在はメディカルノート社外取締役及びジャパン・メディカル・カンパニー社外取締役。これからの医療には産業界との連携が欠かせないという考えのもと、医療人として・企業人として、双方の視点から医療の進歩に貢献している。

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この相談室は、医療機器メーカである株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーが運営。赤ちゃんの頭の形に関する疑問・質問を受けつけています。
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