新潟県長岡市にあるヘルメット治療が受診できる医療機関【キャッツこどもクリニック】についてご紹介しています。

赤ちゃんの頭のかたちにお悩みのある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

診療科概要：赤ちゃんの頭の形外来

赤ちゃんの約半数は、頭のかたちがゆがんでいるという研究結果があります。

ほとんどの方が通常の生活で解消していきますが、ゆがみによって運動神経発達遅延等を引き起こすケースもあるのです。

赤ちゃんの頭囲は、生後7か月までに急激に拡大します。

「赤ちゃんの頭のかたちが不安」「ゆがみが気になる」とお悩みのご家族に向け、当院では体位変換や生活指導のほかに、頭蓋矯正ヘルメットを用いた治療を実施。

脳神経外科、小児科、新生児科、小児外科、形成外科の先生方から監修を受け開発された、最先端の3Dプリンタによる日本製ヘルメットを取り扱っています。

診療受付時間

＜初診日、ヘルメット治療開始、通院日＞ 毎週水曜日 15:30 ～ 16:00

※電話でご予約の上、受診願います。

アクセス

◾️ 所在地
〒940‐0856　新潟県長岡市美沢3丁目493番地1

◾️ 電車・お車でお越しの方
・JR長岡駅より　徒歩13分、車で3分
・バイパス中沢ICより　すぐ
・バイパス川崎ICより　車で5分

担当医師

経歴
1989年　長岡高等学校卒業
1995年　聖マリアンナ医科大学卒業
2004年　 新潟大学大学院卒（医学博士）
2011年　新潟大学小児科学教室に入局し、各関連病院に勤務
同年　　  長岡中央総合病院　医長
同年　　  長岡赤十字病院　副部長
同年　　  生協こどもクリニック院長
2017年5月　キャッツこどもクリニック　開院

見附市出身。医師。医学博士。 日本小児科学会認定小児科専門医。

悩んでいる親御様へのメッセージ

当院では、赤ちゃんの頭のかたちのゆがみで悩むすべてのご家族に向け、安全でただしい知識、安心につながる情報をお届けします。

地域のかかりつけ小児科医としてお子さんとご家族をサポートいたしますので、まずはなんでもご相談ください。

ヘルメット治療の流れ

ヘルメット治療とは、赤ちゃんの頭のゆがみを改善するために行われる治療のことです。赤ちゃんの頭の骨はやわらかいため、日常生活のちょっとしたことでゆがんでしまいます。

こうしたゆがみを改善するために、頭蓋形状矯正ヘルメットをかぶることで自然な頭のかたちに頭蓋骨を成長させていく治療が「ヘルメット治療」です。

Step1：レントゲンまたはCTで検査をする

レントゲンまたはCTで検査をし病的な頭蓋変形（頭蓋縫合早期癒合症）でないかを確認します。

Step2：ゆがみレベルをスキャン

頭部全体を3Dスキャナー機器を利用して、頭の形状を測定・解析します。

診察では視診・触診から重症度を判定し、診察時の月齢を考慮したうえでヘルメット治療の適応を判断します。

Step3：ヘルメットをつくる

3Dスキャナー撮影データをもとに、現在の変形した頭の形から、矯正後の最終的な頭の形を想定したオーダーメイドのヘルメットを作成します。

※ヘルメットの構造イメージ

Step4：治療スタート

治療申込時から2週間前後、ヘルメット装着を開始。

基本的には入浴以外の1日23時間、6ヶ月前後の装着を推奨しています（個人によって期間が異なります）。

Step5：定期的な診察

約1か月ごとに診察で頭蓋変形の改善度を確認し、また頭の成長や矯正された改善度に合わせてヘルメットの微調整を行います。

約6か月の診察期間の中でも3Dスキャナー機器を利用して、頭の形状を測定していきます。

Step6：治療終了

治療終了時期は、矯正された頭蓋変形の改善度、頭蓋成長の度合い、治療に必要な装着時間の確保の有無などを基に、医師が判断します。