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頭のゆがみと発育

赤ちゃんの頭の形を整える寝かせ方は? 自宅でできる工夫

2020年6月11日

子育てをしていると、ときどき気になる我が子の頭のゆがみ。できれば頭のゆがみがひどくなる前に対処したいものですよね。そこで大切なのが赤ちゃんの寝かせ方です。今回は赤ちゃんの頭の形を整えるのに役立つ寝かせ方についてご紹介します。

頭のゆがみの原因となる「向き癖」とは

赤ちゃんの頭の形を整えるのに役立つ寝かせ方について紹介する前に、まずは頭のゆがみの原因となる向き癖について解説します。この向き癖が何なのか知っておくと、赤ちゃんの頭のゆがみに対処する際に役立つでしょう。

向き癖とは、頭がいつも同じ方向で固定されている状態を指します。日々の抱っこの向きや寝る向きなどがいつも同じだと向き癖となります。寝ている時間の多い赤ちゃんは、保護者の方が気をつけてあげないと向き癖がつきやすいのです。

また、向き癖は生まれる前から起きていることもあります。お腹の中で何らかの原因によって赤ちゃんの頭のゆがみが起きていると、生後、赤ちゃんは頭のおさまりのよい方向を向いて寝るようになるのです。ほかにも、NICU(新生児集中治療室)で長期間治療を受けている赤ちゃんも、治療に必要な管の配置の関係などから横向きで寝かせられることが多く、そのまま向き癖につながることがあります。

向き癖を放っておくとやわらかい赤ちゃんの頭は少しずつゆがんでいきます。そのため、なるべく早い段階で寝かせ方の工夫などの対処が必要なのです。

向き癖を治して頭の形を整える寝かせ方は?

では、赤ちゃんの向き癖を治して頭の形を整えることを目指すためにできる寝かせ方にはどのようなものがあるのでしょうか。また、赤ちゃんの頭のゆがみの予防・改善に役立つとの名目で売られているドーナツ枕に効果はあるのでしょうか。ここでは、自宅でできる生活の工夫やドーナツ枕の効果について見ていきましょう。

おもちゃで気をひいて寝返りを打たせる

赤ちゃんの寝ている姿勢を変える際に、無理やり姿勢を変えようとすると赤ちゃんが嫌がってしまい思うように姿勢を変えられないことがあります。特に向き癖の強い赤ちゃんは頭のおさまりのよいほうを向きがちで、無理やり姿勢を変えようとすることで嫌がってしまうことも多いです。

その場合にはおもちゃで気をひいて、赤ちゃんが自然に寝返りを打てるように工夫してみましょう。

抱っこの仕方を工夫する

抱っこの仕方を工夫することも向き癖の改善に役立ちます。縦抱き、横抱きといろんな抱っこの仕方をしてみましょう。また、横抱きの際にはつい保護者の方の利き腕側を頭にして抱っこしがちです。なるべく左右交互に抱っこしてあげることで向き癖の改善につながります。

抱っこの仕方にいくつかパターンを持たせることは向き癖の改善に役立つだけでなく、赤ちゃんと保護者の方のスキンシップにもなります。

保護者の見ているところで腹ばいにさせる

保護者の見ているところで安全に注意しながら、腹ばいにさせることで向き癖の改善を図ることもできます。腹ばいにして赤ちゃんの頭が地面に着く時間を減らすことで、頭のゆがみの改善や予防を目指します。

赤ちゃんを腹ばいにさせる際には、窒息のリスクを考え決して目を離さないようにしましょう。

赤ちゃんの頭のゆがみに対するドーナツ枕の効果は?

赤ちゃんの頭のゆがみ対策としてベビー用品店やインターネット通販などでよく見かけるドーナツ枕。枕自体もやわらかい素材でできていて中央に穴が空いていることから「赤ちゃんの頭のゆがみに効果がありそう」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、現在のところドーナツ枕の頭のゆがみに対する効果は明らかになっていないのです。そのため、ドーナツ枕だけで赤ちゃんの頭のゆがみの改善を期待するのは難しいと考えたほうがよいでしょう。

また、ドーナツ枕などのやわらかいものを赤ちゃんのそばに置くことは窒息の危険性があると言われているため、注意が必要です。

赤ちゃんの頭の形が気になったら

寝かせ方や抱っこの仕方を工夫しながら過ごすことで、赤ちゃんの成長にしたがって頭のゆがみが気にならなくなるケースもあります。しかし、赤ちゃんの頭のゆがみが気になったら、その段階で一度病院に相談することをおすすめします。なぜなら、赤ちゃんの頭のゆがみの中には病気が原因で生じているものもあるからです。

病気による頭のゆがみはまれですが、病気の場合は赤ちゃんの発達に影響が出ることもあり早めの対処が必要です。そのため、万が一の病気を見逃さないためにもかかりつけの小児科の医師に早めに相談しましょう。

また、病気が原因でなくても頭のゆがみが強い場合は「ヘルメット治療」を受けられる場合があります。ヘルメット治療とは赤ちゃんの頭の形に合わせた専用のヘルメットを長時間かぶることによって、正常な頭の形へと近づける治療法です。赤ちゃんの頭を守りながら治療ができるため、世界中で多くの赤ちゃんがこの治療を受けています。日本でもヘルメット治療を実施する病院が増えており、今注目の頭のゆがみの治療です。

向き癖や頭のゆがみ対策は病院に相談

向き癖や、向き癖によって生じる頭のゆがみは生活の工夫や治療によって改善できる場合もあります。正しく対処するためには自己流で対処しようとせずに、医師から適切な指導を受けることが大切です。また、病気の可能性がないかどうか判断してもらうためにも病院の受診が不可欠です。

「頭のゆがみで受診してもよいのだろうか」と悩まず、まずは一度病院に相談しましょう。医師に相談することで保護者の方も安心して赤ちゃんの頭のゆがみに対処できます。

監修者 橋都 浩平(はしづめこうへい) 先生

監修者橋都 浩平 先生

日本赤十字社医療センター小児外科部長、東京大学小児外科教授を歴任後、東京西徳洲会病院で総長を務める。同院を退任後、現在はメディカルノート社外取締役及びジャパン・メディカル・カンパニー社外取締役。これからの医療には産業界との連携が欠かせないという考えのもと、医療人として・企業人として、双方の視点から医療の進歩に貢献している。

日本赤十字社医療センター小児外科部長、東京大学小児外科教授を歴任後、東京西徳洲会病院で総長を務める。同院を退任後、現在はメディカルノート社外取締役及びジャパン・メディカル・カンパニー社外取締役。これからの医療には産業界との連携が欠かせないという考えのもと、医療人として・企業人として、双方の視点から医療の進歩に貢献している。

お子さまの頭の形でお悩みのご家族の方へ

この相談室は、医療機器メーカである株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーが運営。赤ちゃんの頭の形に関する疑問・質問を受けつけています。
向き癖やヘルメット治療について。お悩みになっていること、もっと知りたいことなど、ぜひお気軽にご相談ください。
相談室スタッフが、専門医院のご紹介等、最適な解決策をお答えします。

アプリで頭の形を測定してみよう!

赤ちゃんの頭の歪みを測定するため、専門医の全面監修を受けて開発されたアプリです。撮影画像をもとに頭のゆがみ度をグラフにし、見える化。頭のゆがみ度をチェックできるとともに、医師への相談時にも役立てることができます。

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