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頭のゆがみの基本 赤ちゃんの絶壁の治し方は?原因やヘルメット治療との関連について

赤ちゃんの頭が絶壁になっている気がする、と感じたことはありませんか?

日本では頭のゆがみは「自然に治る」「見た目の問題と捉えられ、放置されることが多くあります。

しかし治らなかった場合、頭のかたちについて一生悩みを抱えるお子さんやご家族がいらっしゃるのも事実です。

絶壁の度合いによって変わってきますが、重度の場合の矯正治療方法として「ヘルメット治療」を検討することができます。

そこで本記事では、赤ちゃんが絶壁になる原因を説明したうえで、対策の一つとして考えられるヘルメット治療について解説します。

絶壁とは

絶壁とは、頭のかたちのことで、後頭部の両側面が平坦になっている状態のことを指します。

実際に後頭部に触れてみると、丸みを帯びずに平らになっていることがわかります。横から見ると鼻から後頭部にかけて短く見えるので、別名「短頭症」とも呼ばれます。

どうして絶壁になるの?

絶壁にはさまざまな原因がありますが、ここでは、絶壁の原因を出産時と出産後それぞれに分けて解説します。

出産時に原因がある場合

赤ちゃんの頭は外部からの圧力でかたちが変わりやすく、出産時に関連する原因がいくつかあります。

1. 赤ちゃんが産道を通るときにかかった圧力

初産の場合や、赤ちゃんが双子だった場合は子宮内が狭くなるので、圧力がかかりやすい状態になります。

2. 難産

赤ちゃんが長時間産道に挟まれる、逆子、吸引分娩といった理由で頭を引っ張った場合、その影響で絶壁になることがあります。

これらのことからも、外部からの圧力で変形しやすい赤ちゃんの頭にとって、出産時には特に絶壁になりやすいと言えるでしょう。

なお、初産や多胎妊娠などで子宮の中が狭かったり、逆子で外部からの圧力を受けやすい環境にいたりすることで、お腹にいる段階でも頭のゆがみが生じるのはごく自然なことです。

「自分の出産のせいで、頭のかたちが歪んでしまった」と捉える必要はありませんので、安心してください。

ただし、ゆがみの程度は赤ちゃんによって異なり、場合によっては危険な病気が潜んでいることもあるので、少しでも違和感を感じたら、まずは頭のかたちの専門医に相談しましょう。

出産後に原因がある場合

出産後にも、長時間仰向けで寝かせていたり、同じ方向に頭を向けて寝かせていたりする「 向き癖」によって絶壁になる可能性があります。

また、抱っこしている方向が毎回同じでも圧力がかかる方向が偏りやすくなります。

絶壁を治せるのは赤ちゃんの頃だけ?

赤ちゃんの絶壁を治すにはさまざまな方法がありますが、残念ながら大人になってからの治療は効果を発揮できないことが多いです。

頭のかたちを矯正する適齢期は、また頭蓋骨が柔らかい月齢(2歳くらいまで)とされています。

生後間もない赤ちゃんの頭蓋骨はいくつものパーツに分かれており、成長に伴い1〜2年ほどかけてくっついていきます。

そのため胎児のときや産後しばらくは頭がとても柔らかく、出産時の圧力や日々寝かせている方向の習慣など、さまざまな原因で容易にかたちが変わってしまうのです。

逆を言えば、頭のかたちが柔らかいうちであれば、自然なかたちに治していくことも可能と言えます。

絶壁を治すためにヘルメット治療を検討しよう

赤ちゃんの絶壁の原因がわかっても、これらの可能性を必ず防げるのかというと簡単ではありません。

実際に向き癖に注意したり、ドーナツ枕などを使っている親御さんの中には、なかなか絶壁改善の効果を感じられず不安な方も少なくないでしょう。

そんなときに一度検討していただきたいのが、「ヘルメット治療」です。

ヘルメット治療とは、赤ちゃんの頭のゆがみを治すために行われる頭蓋形状矯正治療のことを指します。

例えば絶壁の場合、赤ちゃんにヘルメットをかぶってもらうことで頭部の出っ張っているところの成長を待機させ、反対に成長しきっていない部分の自然な成長を促すことで、頭をかたちを丸く整えていきます。

▼ヘルメット治療の基礎情報

治療期間  :半年〜1年
費用    :約40万円〜

※初診は保険適用で2,000円程度
※初診から自由診療のクリニックもあり

実際にヘルメット治療を検討する場合は、頭のかたちが柔らかい生後2〜6ヶ月ごろが目安と考えておくと良いでしょう。

実際にヘルメット治療を行った保護者さまからは、開始時期が重要だったとして下記のような声をいただいています。

  • 「生後5ヶ月ごろから開始したけど、少し遅かった」
  • 「1歳になってから治療を開始したけど、もう少し早く始めてあげたらよかった」
  • 「生後2ヶ月から開始していれば7ヶ月で治療が終わったと言われた」

新型コロナウイルスの関係で初診にも予約が必要になったり、ヘルメットを作るのにも初診から2週間ほど時間がかかるので、治療を開始するのであればできるだけ早い段階が良いでしょう

【Q&A】赤ちゃんの絶壁に関するよくある質問

最後に、赤ちゃんの絶壁に関する疑問について見ていきましょう。

絶壁を放っておいたらどうなるの?

日本ではかかりつけ医や小児科に絶壁を相談しても、よく「放っておいても自然に治る」と言われることがありますが、絶壁は基本的に放っておかない方が望ましいです。

なぜなら前述の通り、赤ちゃんの頭蓋変形は1歳ごろには止まってしまいますので、頭のかたちが柔らかいうちに早めに治療をする必要があるからです。

もし放っておいて良いかの判断に迷われた場合は、専門医のアドバイスを受けてみると良いでしょう。

頭蓋骨縫合早期癒合症などの病気が潜んでいることもありますので、少しでも違和感を感じたら専門医に診てもらってください

どの程度から専門医に診てもらった方が良いですか?

どの程度であってもゆがみに気づいたら、病気のチェックも含めて専門医の受診をおすすめします。

ゆがみの原因や程度に応じて、適切なアドバイスを受けられます。ゆがみの原因は様々ですが、手術が必要な頭蓋縫合早期癒合症の可能性もあります。

治療を検討する場合、月齢が進むと効果が見込めなくなるので早めの受診が重要です。

絶壁でもヘルメット治療をしなくて良い場合はある?

はい、あります。頭のかたちやゆがみの状態によっては、ヘルメット治療が必ずしも必要ないと判断される場合もあります。

治療が必要なゆがみ(斜頭症、斜頭症、長頭症)と診断された場合には、ヘルメット矯正治療の対象となりますが、最終的にはご親御さまのご判断になります

ゆがみの程度について専門医の先生からアドバイスを受けられると判断しやすいでしょう。

ヘルメット治療によって見込める矯正効果やプロセスを専門医からお聞きになって、最終的にご判断いただくことをおすすめします 。

後頭部が長いのも絶壁ですか?

後頭部が長いのは「長頭症」と呼ばれるもので、絶壁とは異なります。

赤ちゃんの頭のかたちは、絶壁(短頭症)・長頭症・斜頭症などさまざまです。

どの症状もヘルメット治療を行う対象となりますので、絶壁に限らず、頭のかたちが気になったらまずは相談しましょう

まとめ|絶壁を治すには早めの対策・相談を!

今回は赤ちゃんの頭が絶壁になる原因や、その治し方としてのヘルメット治療について紹介しました。

絶壁は出産時、出産後での頭にかかる圧力に原因があり、矯正治療では頭のかたちが固まる前の早期の治療開始が大切になります。

自然に治るかもと放置してしまうことは治療のタイミングを逃すことになります。

ヘルメット治療であれば、赤ちゃんの頭のかたちを自然に整えていくことができます。

赤ちゃんの頭が絶壁になっているような気がする、と感じた場合にはぜひヘルメット治療を検討してみてください。

日下康子医師
日下康子医師

1989年、東北大学医学部卒業、東北大学脳神経外科入局。1997年、東北大学医療技術短期大学講師。2000年、東北大学医学部脳神経外科講師。2002年、米国フェニックス、St. Joseph’s Hospital and Medical Center, Barrow Neurological Institute 臨床研修留学。2004年、ドイツ:ハノーバー、International Neuroscience Institute 脳神経外科 臨床研修留学。2004年〜2014年、東京慈恵医科大学脳神経外科講師。2014年〜脳神経外科・脳ドック、リハビリテーション病院、人間ドック・検診クリニック部長、院長、内科・整形外科クリニック、訪問診療、と総合診療を経験ののち、2018年より医療法人社団ICVS東京クリニック勤務。2019年、同クリニック院長・理事、現在に至る。

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