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赤ちゃんの斜頭症に気付いたときに、重症度はどの程度なのか治療を検討する必要があるのかが気になりますよね。

斜頭症がどのくらい重症なのか自己判断することは難しく、専門家に適切な方法で診断してもらう必要があります。また、早めに相談しなければ斜頭症の治療がむずかしくなる可能性もあります。

本記事では、自己判断で様子見をしてはいけない理由や専門家への相談方法について、詳しく解説します。

斜頭症とはどんな状態?

赤ちゃんの斜頭症とは、赤ちゃんの頭を上から見たときに頭部の片側が斜めに平たくなっている状態のことです。

後頭部のゆがみが進行すると耳の位置が左右で非対称になったり、前頭が斜めになると頬部が出っ張ったりと、頭だけでなく顔面にもゆがみが生じるという特徴があります。

斜頭症の重症度とは?

斜頭症の重症度とは、斜頭(頭の斜めのゆがみ)の強さをレベルによって区分したものです。頭部の断面図をもとに計測されることが多いですが、重症度のレベル定義は医療機関によってさまざまです。

また見た目だけでなく、月齢や骨の硬化度、大泉門の閉じ具合など総合的に診断し、ゆがみのレベルを見極めるのが一般的です。

※頭のかたちの専門医は3Dスキャンを使って頭のかたちを正確に測定しています。

斜頭症が重症だとどうなる?

斜頭症は頭のかたちのバランスが左右非対称なため、目や耳の位置が左右で一致しなくなってしまう可能性があります

そうすると、将来的に外見が原因で、子どもがコンプレックスを抱くことがあるかもしれません。

また斜頭症が原因で、歯並びやかみ合わせが悪くなるケースもあります。十分な歯磨きを行えないと、虫歯や歯周病のリスクも高まるでしょう。

このように頭のかたちのゆがみは、ただ見た目の問題として捉えられるものではなく、心理面や健康面において二次的なリスクにつながる可能性があります。

そこで、斜頭症の重症度が中等度以上の場合、ヘルメット治療の対象となる可能性があります。

ヘルメット治療とは、赤ちゃんの頭の重度なゆがみを治すために行われる矯正治療です。

赤ちゃんの頭のかたちに合わせたヘルメットをオーダーメイドで作成し、頭の成長に合わせてヘルメットを微調整しながら、ゆがみのない頭のかたちへと近づけていくことを目的としています。

なおヘルメット治療は、生後6ヶ月頃までに専門家の初診を受け、治療するかどうかを判断することをおすすめします。

生後6ヶ月を過ぎてもヘルメット治療を開始することは可能ですが、赤ちゃんの頭蓋骨は月齢が進むにつれて硬くなっていくため、矯正が難しくなっていくためです。

斜頭症が「自然に治る」は誤解!

赤ちゃんの斜頭症について身近な人や小児科へ相談した結果、自然に治るから大丈夫首が座ったら治る、などと言われることが多いようです。

しかし、頭のかたちは生後から2歳頃にかけて日に日に固っていくまっていくため、斜頭症が自然に治ると言い切れるわけではありません。

軽症の場合は首座りや成長に伴って自然に治っていく場合もありますが、こちらも確実ではなく、中等度以上の場合は自然治癒は期待できないと考える方が良いでしょう

「ドーナツ枕」を使用して頭のゆがみを改善させる方法もありますが、赤ちゃんの動きで枕がずれてしまっては意味がないようです。

特に赤ちゃんが生後2ヶ月を過ぎて動きが活発になってくると、赤ちゃんを四六時中見張って寝る向きを変えていくことは簡単ではありません。

斜頭症に気付いたら「頭のかたち外来」に相談を

ここまで説明したように、赤ちゃんの斜頭症はご家族だけで簡単に判断・治療できるものではありません。

そこで少しでもお子さまの将来についてご安心いただくためにも、頭のかたちの異変に気付いた場合は、なるべく早く「頭のかたち外来」に相談しましょう

頭のかたち外来とは、赤ちゃんの頭のかたちを専門に診てくれる専門医療機関のことです。

ヘルメット治療を含む赤ちゃんに関する治療全般を行う病院内の外来部門と、ヘルメット治療のみを行う赤ちゃんの頭のかたち専門のクリニックがあります。

頭のかたちに関しての重症度の診断や、その治療について、ひとりひとりの赤ちゃんに適したアドバイスを受けることができますよ。

まとめ|斜頭症の重症度は自己判断せずに専門家に相談を

斜頭症の重症度のレベル定義は医療機関によってさまざまですが、ヘルメット治療を検討する上で重要な区分となります。

重症度を家庭で判断することはできず、専門医が適切に計測する必要があるのです

頭のゆがみを自己判断して専門家への相談が遅れると、斜頭症の治療に最適な時期が過ぎてしまう可能性があります。頭が斜めにゆがんだまま固まってしまうことで、将来的にお子さんが苦労することにもなりかねません。

赤ちゃんの斜頭症に気付いたら、重症度を自己判断せずに、なるべく早く専門家へ相談をして、適切な診断と治療を受けることをおすすめします

日下康子医師
日下康子医師

1989年、東北大学医学部卒業、東北大学脳神経外科入局。1997年、東北大学医療技術短期大学講師。2000年、東北大学医学部脳神経外科講師。2002年、米国フェニックス、St. Joseph’s Hospital and Medical Center, Barrow Neurological Institute 臨床研修留学。2004年、ドイツ:ハノーバー、International Neuroscience Institute 脳神経外科 臨床研修留学。2004年〜2014年、東京慈恵医科大学脳神経外科講師。2014年〜脳神経外科・脳ドック、リハビリテーション病院、人間ドック・検診クリニック部長、院長、内科・整形外科クリニック、訪問診療、と総合診療を経験ののち、2018年より医療法人社団ICVS東京クリニック勤務。2019年、同クリニック院長・理事、現在に至る。

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