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ヘルメット治療のこと

頭蓋形状矯正ヘルメット治療とはどんなものなのか?

2020年3月3日

赤ちゃんの頭のゆがみに対する治療のひとつに、ヘルメット治療があります。ヘルメット治療はその名のとおり赤ちゃんの頭にヘルメットをかぶせることで頭のゆがみの改善を期待するものですが、治療内容はどのようなものなのでしょうか。ヘルメット治療の種類や費用、治療の基本的な流れについて紹介します。

ヘルメット治療の概要

ヘルメット治療とは、赤ちゃんの頭のゆがみに対して行われる治療法のひとつです。赤ちゃんの頭の形に合わせたヘルメットを作成し、赤ちゃんの頭の成長に合わせてヘルメットを微調整しながら正常な頭の形へと近づけていくことを目的としています。

ヘルメットをかぶることで平らになった部分の自然な成長をうながすと同時に、出っ張った部分に適度な加圧を与えてゆがみを矯正します。生後3カ月から7カ月を目安に治療を開始し、およそ6カ月程度の治療で頭のゆがみの改善が期待できます。

ヘルメット治療はアメリカの研究者が、頭のゆがみを持つ自身の赤ちゃんに対してヘルメットをかぶせて頭のゆがみの改善を図ったことが始まりとされています。日本でも治療を希望する方に対してヘルメット治療が行われています。

ヘルメット治療に使われる主なヘルメットの種類と費用

ヘルメット治療に使われるヘルメットとしては、日本国内で主に3社の製品が取り扱われています。赤ちゃんの頭のゆがみを治すための基本的な原理はどの製品も大きく変わりませんが、製品によって製造国や素材、デザイン、費用などに違いがあります。

また、同じ製品であっても、自由診療になるため医療機関によって費用差もありますが、ヘルメット治療費用の目安としては平均40万-50万円程度と思っておくと良いでしょう。費用の詳細については受診を検討している医療機関に確認してみてください。

日本生まれの矯正ヘルメット、アイメット

アイメットは、株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーが製造・販売を行う赤ちゃんの頭蓋形状矯正用ヘルメットです。今までのヘルメット治療ではアメリカ製のヘルメットの使用が主流でしたが、アイメットは日本製のヘルメット。日本の湿度の高い気候や日本人の赤ちゃんのことを考えて作られています。

ほかの頭蓋形状矯正用ヘルメットと違い、ヘルメットの内部を特殊な低反発クッションで覆っています。これにより頭部を包み込むように固定し、変形を抑えたい部分の固定とすでにへこんでしまった部分の成長を促すための空間の確保を両立しています。

アメリカ発の矯正ヘルメット、スターバンド

スターバンドは、株式会社AHS Japan Corporationが取り扱う頭蓋形状矯正ヘルメットです。アイメットと異なり、アメリカ製です。スターバンドは各国で使われ、2000年から2018年の間に30万人以上が使用しています。

スターバンドは国内・国外にフォローアップ施設が複数あり、転居した場合でも引き続き治療を受けることができます。また、さまざまなデザインがある点も特徴です。

米国・ミシガン大学で確立された、ミシガン頭蓋形状矯正ヘルメット

ミシガン頭蓋形状矯正ヘルメットは、株式会社メディカルユーアンドエイが取り扱い、アメリカのダンマープロダクツが製造する頭蓋形状矯正用ヘルメットです。国立病院などで使われています。

初診からヘルメット装着までの基本的な流れ

初診からヘルメット装着までの基本的な流れは次のとおりです。

1.ヘルメット治療実施医療機関の受診

ヘルメット治療は、すべての医療機関で行われている治療ではありません。ヘルメットの取り扱いメーカ―企業のホームページなどから、提携医療機関を探します。また、かかりつけの小児科医から医療機関を紹介してもらう方法もあります。

ヘルメット治療を扱う医療機関を受診すると、専門医が頭のゆがみの原因やゆがみの程度を調べてヘルメット治療が必要かどうかを判断します。

ヘルメット治療が必要と医師が判断し、かつ自費診療での治療を患者様が希望した場合は次のステップに進みます。

2.3Dスキャナーによる頭の形の計測とオーダーメイドヘルメットの作成

3Dスキャナーで赤ちゃんの頭の形を計測し、最終的な頭の形を想定したオーダーメイドのヘルメットを作成します。ヘルメットの種類によっては、このときに好きなデザインを選ぶことも可能です。

3.ヘルメットの装着

ヘルメットが届くと、赤ちゃんがヘルメットに慣れるために1日2~3回、1回あたり1~2時間の装着から開始します。慣らし期間の間に何度かヘルメットを装着したままお昼寝をしてみて、問題がなければ夜に眠る際にも装着し、最終的にはフルタイム(入浴時以外の1日23時間)の装着をして治療を行います。

4.ヘルメットの微調整

4~6週に一度は医師のもとで診察を受け、治療の経過や肌のトラブルなどが起きていないかチェックし、赤ちゃんの頭の成長に合わせてヘルメットの微調整を行います。

まとめ

赤ちゃんの頭のゆがみの治療に使われるヘルメットには、いくつかの種類があります。頭のゆがみを治す原理や治療の流れは大きく変わらないものの、素材やデザイン、費用などがそれぞれ異なるため、何を重視するかによって選択肢も変わってくるでしょう。

ヘルメット治療は保険適用でない自費診療のため、病的な頭のゆがみを除き、必ず受けなければならないものではありません。赤ちゃんにヘルメット治療を受けさせたほうがよいか悩んだら、まずはヘルメット治療を実施している医療機関を受診して相談してみるとよいでしょう。

監修者 橋都 浩平(はしづめこうへい) 先生

監修者橋都 浩平 先生

日本赤十字社医療センター小児外科部長、東京大学小児外科教授を歴任後、東京西徳洲会病院で総長を務める。同院を退任後、現在はメディカルノート社外取締役及びジャパン・メディカル・カンパニー社外取締役。これからの医療には産業界との連携が欠かせないという考えのもと、医療人として・企業人として、双方の視点から医療の進歩に貢献している。

日本赤十字社医療センター小児外科部長、東京大学小児外科教授を歴任後、東京西徳洲会病院で総長を務める。同院を退任後、現在はメディカルノート社外取締役及びジャパン・メディカル・カンパニー社外取締役。これからの医療には産業界との連携が欠かせないという考えのもと、医療人として・企業人として、双方の視点から医療の進歩に貢献している。

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